近年、レストランでの食事会やオフィスカジュアル化など、さまざまなシーンで浸透してきた「スマートカジュアル」。しかし、「ビジネスカジュアルとどう違うの?」「どこまできれいめにすればいいの?」と迷う男性も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、上品さと程よい抜け感を両立したメンズのスマートカジュアルコーデを中心に、シーン別の着こなしポイントやアイテム選びのコツ・基本マナーまでわかりやすく解説します。
レストランでのドレスコードやデート、会社の食事会など、どんな場面でも好印象を与える着こなしの参考にしてください。
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1. メンズのスマートカジュアルってそもそもなに?

「スマートカジュアル」とは、フォーマルでもなく、完全な私服でもない「中間のスタイル」を指します。厳密なルールは存在せず、いわばきれいめな要素を取り入れたカジュアルファッションの総称と考えるのが自然です。
ベースとなるのは、ジャケットを軸にした清潔感のある着こなし。ただし、スーツのような堅苦しさは求められず、組み合わせや素材選びの自由度が高いのが大きな特徴です。
たとえば、
- 春夏はリネン素材のジャケットにポロシャツや半袖シャツを合わせて軽快に。
- 秋冬はウールジャケットやニットを取り入れて上品にまとめる。
このように、季節やシーンに応じてアレンジできる柔軟さがスマートカジュアルの魅力です。また、スーツを基調とした「ビジネスカジュアル」と比べると、スマートカジュアルはもう一歩「遊び」のある装い。ネクタイを外したり、革靴の代わりにローファーやきれいめスニーカーを合わせたりと、「自分らしいおしゃれ」を楽しめる余地が広がります。
▶アイテム別|おすすめの色やデザイン

ここでは、アイテム別におすすめの色やデザインを紹介します。
| アイテム | ジャケット | パンツ | トップス | シューズ |
|---|---|---|---|---|
| OKな例 | ![]() |
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| おすすめの色 | ネイビー・グレー | グレー・ベージュ | 白・ブルー系 | ブラック・ブラウン ネイビー |
| おすすめ デザイン |
〇ボタンはシングル | 〇センターラインが入っている | 〇襟付きタイプ シャツやポロシャツ |
〇紐靴・ローファー スウェード |
▶ノーネクタイの場合のシャツは襟型にこだわるとこなれ感がでて◎

ノーネクタイの場合は、ボタンダウンカラー、ホリゾンタルカラーのワイシャツがおすすめです。ノーネクタイでもVゾーンがきれいに見えますよ。
▶ラフ過ぎる格好はNGになりやすい
スマートカジュアルはあくまで“上品さ”や“清潔感”を前提としたスタイルです。
そのため、スウェットパーカやトレーナー、ダメージジーンズ、派手なプリントTシャツといったラフすぎるアイテムは基本的にNGとされています。
これらのアイテムはリラックス感が強く、カジュアル寄りの印象が前面に出てしまうため、レストランでの会食やホテルラウンジなど、スマートカジュアルが求められる場には不向きです。
2. 気取らずおしゃれになれる!タイプ別|メンズのスマートカジュアルのおすすめコーデを徹底紹介

ここでは、季節別にメンズのスマートカジュアルのおすすめコーディネートを紹介します。ジャケットを羽織ったかっちりスタイルからポロシャツ等のラフなスタイルまで幅広く紹介します。
ここでは、季節別にメンズのスマートカジュアルのおすすめコーディネートを紹介します。
▶春のおすすめコーデ
・リネンライクシャツ×タックテーパードパンツ


おすすめのシャツセットアップ。春コーデを軽やかに演出してくれます。リネンのようなさらりとした着心地で、ドレスカジュアルな雰囲気を漂わせる生地感が魅力です。
・ダブルジャケット×テーパードパンツ


おすすめのダブルジャケットセットアップ。ストライプ柄のシャツと合わせると、夏っぽさをプラスできます。ゆるめのシルエットで今年っぽい雰囲気に仕上がるのが特徴です。
・テーラードジャケット×スラックスパンツ


おすすめのベージュのテーラードジャケット。柔らかなトーンで、羽織るとコーデに上品な印象をプラスできるアイテムです。パンツやネクタイに柄を取り入れ、遊び心をプラスするのが◎
▶夏のおすすめコーデ
・テーラードジャケット×チノスラックス


おすすめのテーラードジャケット。通気性に優れたウールメッシュ素材で、暑い時期のコーデに軽快さをプラスできます。洗濯機でも洗えるウォッシャブル仕様で、清潔感をキープできるのも魅力です。
・ダブルジャケット×テーパードパンツ


おすすめの国産デニム素材を使用したダブルジャケット。清涼感があり、淡い色のパンツと相性抜群です。段返りのダブル仕立てや、ほどよく丸みのある肩ラインが上品さと抜け感を演出してくれます。
・シングルジャケット×ストレートシルエットパンツ


おすすめのジャケット。ゴールドボタンと細身のシルエットで、襟付きニットポロやTシャツを入れると上品な印象に仕上がります。国産の尾州生地を使用していてシワになりにくく、持っておきたい一着です。
▶秋のおすすめコーデ
・ボクシージャケット×イージーパンツ


おすすめのジャージーセットアップ。スポーティなリラックス感があるシルエットが特徴です。リラックスできるサイズ感で、ずっと着ていても疲れないのが魅力的。
・ノーカラージャケット×タックテーパードパンツ


おすすめのテックウール素材のセットアップ。ノーカラージャケットは程よくフィットし、スタイリッシュなシルエットが特徴です。ウールの高級感を残しながらもストレッチ性があり、動き回りやすく快適に着用できます。
・ダブルブレストジャケット×タックテーパードパンツ


おすすめのダブルブレストセットアップ。ほどよいドレープ感が魅力で、ビジネスカジュアルのあらゆるシーンで活躍します。ドレススウェットの上にジャケットを羽織るだけでもサマになり、簡単にきちんと見えが叶います。
▶冬のおすすめコーデ
・ダブルブレストジャケット×タックテーパードパンツ


おすすめのダブルブレストジャケットセットアップ。コーデュロイ素材で季節感たっぷりに仕上がり、寒い時期のコーデにぴったりです。長時間着てもシワになりにくく、お手入れがしやすい点も◎。
・ダブルショールカラージャケット×イージーパンツ


おすすめのダブルショールカラージャケットセットアップ。伸縮性のある肉厚素材で着心地がよく、ストレスフリーに過ごせます。重厚感が出やすいオールブラックコーデも、ゆったりとしたパンツがほどよい抜け感をプラスします。
・ダブルブレストジャケット×ツータックストレートパンツ


おすすめのチョークストライプ柄のダブルブレストジャケットセットアップ。ゆとりのあるシルエットと短めの着丈、ワイド気味のパンツで今らしいバランスに仕上がります。スニーカー合わせでラフさをプラスするのも◎。
3. メンズのスマートカジュアルに関する疑問解決Q&A

この章では、メンズのスマートカジュアルに関するこれらのよくある質問をご紹介。ぜひ気になる疑問をチェックしてみてくださいね。
Q1. スマートカジュアル以外のドレスコードってなに?

代表的なドレスコードをフォーマル度の高い順に並べると、フォーマル(正礼装) > セミフォーマル(準礼装) > インフォーマル (略礼装/平服)> スマートカジュアル となります。それぞれの特徴を簡単に見てみましょう。
メンズファッションには、場面ごとにふさわしい服装を示す「ドレスコード(服装規定)」があります。
▶メンズの服装規定(ドレスコード)一覧

| フォーマル | セミフォーマル | インフォーマル | スマートカジュアル |
| 昼: モーニング 夜: 燕尾服(テールコート) |
昼: |
ブラックスーツ ダークスーツ |
セットアップ ジャケパン |
| 結婚式 (新郎や父親が着用) 記念式典 |
結婚式 パーティー |
結婚式 披露宴 |
結婚式2次会 レストラン |
結婚式や式典などフォーマルな場で求められる服装から、日常に近いカジュアルな装いまで、段階的に分けられているのです。
Q2. スマートカジュアルのなかに「オフィスカジュアル」や「ビジネスカジュアル」は入るの?

「オフィスカジュアル」「ビジネスカジュアル」は、スマートカジュアルと“重なり合う部分はある”ものの、イコールではありません。
「きれいめで清潔感のある服装」という点では共通しており、ビジネスカジュアルやオフィスカジュアルは、スマートカジュアルの一部として扱われることもあるものの、本来は目的が異なる「兄弟関係」のような存在です。
- 社交・お出かけ → スマートカジュアル
- 取引先対応・来客 → ビジネスカジュアル
- 社内勤務・日常業務 → オフィスカジュアル
このように使い分けて考えると、TPOに合った装いを選びやすくなります。
| ◆ビジネスカジュアルとオフィスカジュアルの違い | |
|
・ビジネスカジュアル |
|
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|
【ビジネスカジュアル】 ・社外の人にも会う機会がある ⇒相手に失礼のないようきちんとした格好をする必要あり |
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【オフィスカジュアル】 ・内勤で基本的に外部の人とは会わない ⇒ある程度カジュアルな恰好でも問題ない |
▶コーデ別の着用Okの目安※職場やシーンによって異なるので自分のコーデが気になる方は担当者の方に質問してみましょう。
| コーデ | オフィスカジュアル | ビジネスカジュアル |
| スーツ+ネクタイ |
◎ |
◎ |
| ジャケパン+ネクタイ |
〇 |
|
| ジャケパン+ネクタイなし | 〇~▲ |
▲ |
| セットアップ+Tシャツ | ▲ |
Q3. スマートカジュアルには「ジャケット」や「ネクタイ」は必要?

必須ではありませんが、“きれいめに見せるための基本アイテム”としておすすめです。
スマートカジュアルはフォーマルほど堅苦しくない反面、ラフすぎる服装も避けたいスタイル。そのため、ジャケットは全体を引き締める軸として最も取り入れやすいアイテムです。
軽めのテーラードジャケットやカーディガンジャケットなど、季節やシーンに合わせて選ぶと◎。
一方で、ネクタイは必須ではありません。フォーマル寄りのレストランや格式ある会場では着用しておくと安心ですが、通常の食事会やホテルラウンジ程度であれば、ノーネクタイでも十分スマートに見せられます。
◆最近はセットアップが人気でおすすめ

近年、ビジネスカジュアルの選択肢として人気がありおすすめなのが、セットアップスタイルです。
特にインナーをシャツにすると、ややオフィスカジュアル寄りなTシャツとの組み合わせより、ビジネスカジュアルとしても使いやすいです。
関連記事:セットアップについて詳しく知りたい方はこちら「セットアップのメンズコーデおすすめ10選|オンオフおしゃれに着こなすコツや選び方を解説」をご覧ください。
Q4. スマートカジュアルのサイズ感はどんな感じ?

基本は「ジャストサイズ」が鉄則。ゆるすぎず、タイトすぎないバランスを意識しましょう。

スマートカジュアルで印象を大きく左右するのはサイズ感です。どれほど良い服でも、体に合っていなけれ清潔感が損なわれ、だらしなく見えてしまいます。
◆アイテム別:好印象につながるサイズ選びのポイント
■ ジャケット・シャツ
- 肩幅と袖丈が体に合っていることが基本
- 肩が落ちているとルーズで雑な印象につながる
- 袖丈が長すぎると手元が重く見え、清潔感が弱まる
■ パンツ
- ウエストや裾幅はすっきり見えるシルエットを選ぶ
- 裾はワンクッション程度が理想
- 裾が余りすぎてダボつくシルエットは避ける
■ ニット・カットソー
- 体のラインを拾いすぎない、適度なゆとりがあるサイズ感が最適
- タイトすぎる、またはルーズすぎるアイテムはスマートさを損なう
スマートカジュアルでは、抜け感を保ちながらのジャストサイズが最も好印象なので、ぜひ上記を意識してみてくださいね。
4. スマートカジュアルのアイテムを揃えるならスーツスクエアがおすすめ

ビジネスウェアブランドの4つのブランドが楽しめる「SUIT SQUARE(スーツスクエア)」。
スーツスクエアのお店ではオーダーブランドである『UNIVERSAL LANGUAGE MEASURE’S』を含む、下記の個性の異なる4つのブランドを一度に楽しめます。

▼スーツスクエアのラインナップ早見表
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オーダースーツと既製スーツを一つの店舗で見れるため、どちらかでお悩みの方におすすめです。
SUIT SQUAREのオーダーブランド
UNIVERSAL LANGUAGE MEASURE'S とは

| 価格帯 | ¥42,900〜(税込) |
|---|---|
| オーダー方法 | パターンオーダー |
| 公式サイト | https://www.uktsc.com/cont/custom-order/ |
◆豊富なバリエーションとコストパフォーマンス
初心者からオーダースーツ好きまで、コスパよく本格的な一着が作れるブランドです。
▼本格派も満足
・豊富な生地バリエーション&高コスパ
バイヤーが厳選した生地を自社で保有することで実現
・本格オプション7点が無料
通常別料金が発生する場合もあり、本格的な仕上がりに
▼初心者でも安心
・既製服とオーダー専門店のハイブリッド
店頭で既製服に触れながらオーダースーツを選べる
・仕上がりのイメージを細かく確認できる
型紙ごとに28サイズのゲージ(見本)服を用意
このように、本格的なスーツをコスパよくオーダーできますよ。
そして、本格派の方にとって特に嬉しいのが、通常別料金が発生する場合もある本格オプション7点が無料ということ。その本格オプションがこちら。

また、下はこだわりたい方におすすめのオプション。まとめて付けると各5,500円でオプションを付けられます。




見た目や着心地の良さを大きく左右するオプションをこれだけお得に付けられるため、オーダー初心者だけでなく本格派の方やオーダースーツ好きの方でも満足感のある仕上がりが期待できます。
5. まとめ
いかがでしたか?職場やシーンのルールや雰囲気を守って、スマートカジュアルでおしゃれに決めてくださいね。
◆アイテム別:好印象につながるサイズ選びのポイント
■ ジャケット・シャツ
- 肩幅と袖丈が体に合っていることが基本
- 肩が落ちているとルーズで雑な印象につながる
- 袖丈が長すぎると手元が重く見え、清潔感が弱まる
■ パンツ
- ウエストや裾幅はすっきり見えるシルエットを選ぶ
- 裾はワンクッション程度が理想
- 裾が余りすぎてダボつくシルエットは避ける
■ ニット・カットソー
- 体のラインを拾いすぎない、適度なゆとりがあるサイズ感が最適
- タイトすぎる、またはルーズすぎるアイテムはスマートさを損なう



































