近年、オフィススタイルの多様化が進み、オフィスカジュアルにポロシャツを取り入れる企業が増えてきました。一方で、「ポロシャツってカジュアルすぎない?」「職場でも失礼に見えないかな?」と不安に感じる方も少なくないでしょう。

そこで本記事では、清潔感と上品さを兼ね備えたポロシャツを主役にしたフィスカジュアルのコーデを中心に紹介します。また、きちんと見せるための襟型・カラー選びのポイントなど、ビジネスでも好印象を与えるポロシャツスタイルのコツをわかりやすく紹介します。

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執筆者
The Style Dictionary編集部
ライター 加藤
SUIT SQUAREにて数多くのお客様をコーディネートし、接客コンテストの全国大会にも出場。その後ECの商品登録担当を経てTSD編集部に。現在はその豊富な商品知識を武器に日々情報を発信中!  

1. ポロシャツでおしゃれに決まる! オフィスカジュアルおすすめコーデ10選を紹介

ここでは、ポロシャツを使ったメンズのオフィスカジュアルコーデを詳しく紹介します。ジャケットを羽織ったきれいめスタイルから、チノパンやスラックス合わせのラフすぎないスタイルまで、ビジネスシーンで好印象な着こなしを幅広く解説します。

▶ジャケット×ポロシャツのコーデ

まずは、ポロシャツとジャケットを合わせたコーデを紹介します。職場やシーンに合わせつつ洒脱な着こなしばかりなので、ぜひ参考にしてくださいね。

①アセテートニットのポロシャツ×グレンチェックジャケット

アパレルスタッフ加藤のコーデポイント解説

大柄グレンチェックに深いブルーのニットポロが映える、上品さとモダンさを兼ね備えたコーデです。インパクトのある柄もモノトーンなら重くならず、ニットポロを合わせることで、よりきれいめな印象に仕上がります。

②ニットのポロシャツ×カーディガンジャケット

アパレルスタッフ加藤のコーデポイント解説

落ち着いたカーディガンジャケットに黒ポロを合わせた、大人らしい上品カジュアルコーデです。きちんと感は保ちながらも堅くなりすぎず、季節感のあるブラウンを差し色にすることで全体がバランスよくまとまります。

③ニットのポロシャツ×ダブルブレストジャケット

アパレルスタッフ加藤のコーデポイント解説

ブラウンのジャケットに明るいグレーポロを合わせた、柔らかく上品な雰囲気のコーデです。明るめインナーを差し込むことで、ブラウンの重さを和らげ、軽やかな印象に仕上がります。

④ニットのポロシャツ×尾州生地ジャケット

 

アパレルスタッフ加藤のコーデポイント解説

尾州生地のハリのあるジャケットに、襟付きニットポロを合わせた清潔感のある大人スタイル。シンプルで単調に見えすぎないよう、パンツにピンヘッド柄を入れることでほどよくメリハリが出て、全体の雰囲気が引き締まります。

⑤ニットのポロシャツ×シアサッカー素材のジャケット

アパレルスタッフ加藤のコーデポイント解説

シアサッカー素材の軽やかなダークトーンのジャケットに、鮮やかなブルーのニットポロを合わせた爽やかなコーデ。清涼感がありつつ上品にまとまるので、オンでもオフでも使いやすく、季節の変わり目にも活躍する組み合わせです。

▶ポロシャツ主役のコーデ

①鹿の子ポロシャツ×パフォーマンスパンツ

アパレルスタッフ加藤のコーデポイント解説

グレージュの鹿の子ポロにカーキのパンツを合わせた、落ち着きと軽やかさのバランスが良いポロシャツコーデです。スリッポン感覚で履けるローファーを合わせれば、より上品でまとまりのある印象になります。

②鹿の子ポロシャツ×チェックパンツ

アパレルスタッフ加藤のコーデポイント解説

ネイビーの鹿の子ポロとブルー系のチェックパンツの組み合わせで、すっきりまとまったポロシャツコーデです。襟元がきれいなポロは細身パンツと相性が良く、チェック柄がほどよい遊びをプラスしてバランスよくまとまります。

③アセテートニットのポロシャツ×ワイドシルエットパンツ

アパレルスタッフ加藤のコーデポイント解説

明るいトーンのアセテートウールのニットポロにベージュのワイドシルエットパンツを合わせた、自然にまとまるポロシャツコーデです。黒のトートやブラウンのローファーのように小物を落ち着いた色にすると全体が引き締まり、よりスマートな見た目に仕上がります。

④ポロシャツ×細身のスラックス

アパレルスタッフ加藤のコーデポイント解説

ベージュのニットポロにグレーのスラックスを合わせた、清潔感のあるコーデです。襟のボタンを一つ開ければほどよい抜け感がプラスされ、細身シルエットでも硬くなりすぎずリラックスして着こなせます。

⑤バーズアイ柄のスキッパーポロニット×ギャバジンのテーパードパンツ

アパレルスタッフ加藤のコーデポイント解説

バーズアイ柄のスキッパーポロに白のテーパードパンツを合わせた、軽やかで上品にまとまるポロシャツコーデです。パンツの明るい色味がトップスの柄を引き立て、全体をすっきりと爽やかに見せてくれます。

2. オフィスカジュアルのポロシャツの選び方を解説

オフィスカジュアルは、社内勤務を前提としたリラックス感のあるスタイル。ある程度の清潔感を保ちながらも、快適さや動きやすさを重視した服装が許されます。

ポロシャツに関しても上品さや清潔感を重視して選ぶのがおすすめです。

◆ビジネス感のあるベーシックな色を選ぼう

オフィスカジュアルでポロシャツを着用する際は、清潔感と上品さを両立できるベーシックカラーを選ぶのがおすすめです。


たとえば、ベージュ・ブラック・グレー・ネイビーといった落ち着いた色味は、どんなスタイルにもなじみやすく、オフィスカジュアルにも対応できます。これらのカラーは、ジャケットやチノパンなど他のアイテムとの相性も良く、コーディネート全体をスマートにまとめてくれます

柄は基本的に無地を選ぶのが最も無難で洗練された印象を与えますが、細めのストライプやピンストライプなど、控えめな柄であれば上品なアクセントになります。

派手な柄や大きなロゴはカジュアルすぎる印象を与えるため、ビジネスシーンでは避けるのがベターです。

▶オフィスカジュアルなら小さなブランドロゴやワンポイント刺繍は〇

オフィスカジュアルならば、胸元に小さなブランドロゴやワンポイント刺繍が入っている程度であれば問題ありません。むしろさりげないデザインとして、大人の余裕やこなれ感を演出できます。

◆「台襟」が付いているポロシャツを選ぼう

「台襟付きのポロシャツ」は、襟の立ち上がりが美しく、首まわりに立体感が出るのが特徴です。台襟とは、襟の土台となる首元を囲む帯状のパーツのことで、これがあることでシャツのようにきちんとした印象を保てます

クールビズスタイルであっても、ビジネスシーンでは清潔感とフォーマルさを両立することが重要。その点、台襟付きのデザインなら、ジャケットを脱いだ状態でもだらしなく見えず、首元が引き締まって知的な印象を与えます。

一方で、休日のカジュアルコーデにも活用でき、Tシャツ感覚で着ても大人らしい品のある雰囲気を演出してくれます。

◆肌着がみえないように気をつけよう

意外と見落としがちなのが、ポロシャツの襟元や袖口から肌着が覗いてしまう着こなしです。どれだけ全体のコーディネートを整えていても、インナーが見えるだけで一気にだらしない印象になり、清潔感やビジネス感が損なわれてしまいます。これはビジネスシーンではもちろん、オフスタイルでも避けたいNGポイントです。

▶ポロシャツの襟は「ワイドカラー」や「ボタンダウン」を選ぼう

ビジネスシーンでポロシャツを着る際は、ノーネクタイでもきちんと見える襟型を選ぶことが大切です。

おすすめは、襟の開きが広くエレガントな印象を与える「ワイドカラー」や襟先を小さなボタンで留められる「ボタンダウン」タイプ。どちらも首元に自然な立体感が生まれ、ジャケットを羽織らなくても清潔感とスマートさを演出できます。

特にワイドカラーは、顔まわりをすっきり見せてくれるため、洗練された大人のビジネスカジュアルスタイルにぴったりです。

3. ビジネスカジュアルのアイテムを揃えるならスーツスクエアがおすすめ

ビジネスウェアブランドの4つのブランドが楽しめる「SUIT SQUARE(スーツスクエア)」

スーツスクエアのお店ではオーダーブランドである『UNIVERSAL LANGUAGE MEASURE’S』を含む、下記の個性の異なる4つのブランドを一度に楽しめます

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4. オフィスカジュアルのポロシャツに関する疑問解決Q&A

この章では、ビジネスカジュアルのポロシャツに関するのよくある質問をご紹介。ぜひ気になる疑問をチェックしてみてくださいね。

Q1. ポロシャツに合わせるジャケットのおすすめは?

TSD編集部・加藤
コメント

ポロシャツは春夏に活用するアイテムなので、春夏用の生地がおすすめです。具体的には、リネンやモヘア等がです。

春夏におすすめの生地・素材は以下です。

▶おすすめの春夏生地・素材

・モヘア生地
…通気性がよくドライな質感。適度な光沢がありカチッと感のある生地
リネン生地
…吸水性が高く、さらさらした生地感。ビジカジスタイルに合わせやすい生地

春夏生地は通年生地に比べ、通気性がよく軽い着心地のため、快適に着用できます。

Q2. ポロシャツに合わせるスラックス(パンツ)のおすすめはある?

TSD編集部・加藤
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スラックスは主にウール、コットン素材がおすすめです。特にポリエステルやリネン(麻)がブレンドされている生地は速乾性が高くドライな肌触りでおすすめです。

スラックスは主にウール、コットン素材のものになります。特にポリエステルやリネン(麻)がブレンドされている生地は速乾性が高くドライな肌触りでおすすめです。

また、スラックスは裾の長さがポイントです。裾は直立した際、靴に裾が乗らないノークッションがおすすめです。

Q3. ビジネスカジュアルの許容範囲は?

TSD編集部・加藤
コメント

明確なオフィスカジュアルの定義はなく、職場によって許容範囲はさまざまです。

職場によりますが、ジーンズやパーカーはNGなところが多いです。

ただしきれいめのデニムやオフィスカジュアルの中でも私服よりなドレスコードの職場の場合はOKなことも。周囲から見て仕事をする上で清潔感があるスタイルか注意しましょう。

Q4. オフィスカジュアルはスーツはダメですか?

TSD編集部・加藤
コメント

ビジネスカジュアルでスーツを着用しても問題ありません。

ビジネスカジュアルはビジネスよりもややカジュアルでOKという位置づけです。

スーツの場合は柄入りのシャツを取り入れるなど、ややカジュアル感を取り入れると

◆最近はセットアップが人気でおすすめ

近年、ビジネスカジュアルの選択肢として人気がありおすすめなのが、セットアップスタイルです。

特にインナーをシャツにすると、ややオフィスカジュアル寄りなTシャツとの組み合わせより、ビジネスカジュアルとしても使いやすいです。

Q5. ビジネスカジュアルは夏もジャケットが必要?

TSD編集部・加藤
コメント

来客や商談がある際はジャケットがあると良いです。そのため、社内「置きジャケット」があると便利です。

夏はクールビズの時期で、ポロシャツやワイシャツ1枚で過ごす方も多いですよね。そんな中、人と会うシーンで活躍するのが「置きジャケット」オフィスに一着用意しておけば、いざという時も安心です。

5. まとめ

いかがでしたか?職場やシーンのルールや雰囲気を守って、ポロシャツを主役にしてオフィスカジュアルでおしゃれに決めてくださいね。

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