メンズのビジネスカジュアルを完全解説｜職場で失敗しない着こなし方やこなれたコーデ例も紹介

近年、多くの企業で取り入れられているビジネスカジュアル。とはいえ、「どんな服装ならOKなのか」「どこまでカジュアルにして良いのか」迷うメンズの方も多いですよね。

そこでこの記事では、清潔感があり好印象なメンズのビジネスカジュアルコーデを中心に、シーン別の着こなしポイントや基本マナーまでわかりやすく紹介します。明日からの通勤服選びにぜひ役立ててください。

1. ビジネスカジュアルとオフィスカジュアルの違いをわかりやすく解説

ビジネスカジュアルと似た言葉にオフィスカジュアルという言葉があります。明確な定義はありませんが、ビジネスカジュアルが「社外の人と会うことを前提」としているのに対し、オフィスカジュアルは「社内で過ごすのに相応しい服装であるか」が基準です。

ビジネスカジュアルとオフィスカジュアルの違い
・ビジネスカジュアル ...取引先や社外の人と会っても問題のない服装※スーツやネクタイの着用が求められる場合あり ・オフィスカジュアル ...社内で過ごすのに相応しい服装※インナーが襟なしのシャツやTシャツもOKの場合あり
	【ビジネスカジュアル】 ・社外の人にも会う機会がある ⇒相手に失礼のないようきちんとした格好をする必要あり
	【オフィスカジュアル】 ・内勤で基本的に外部の人とは会わない ⇒ある程度カジュアルな恰好でも問題ない
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▶コーデ別の着用OKの目安
※職場やシーンによって異なるので自分のコーデが気になる方は担当者の方に質問してみましょう。

コーデ	オフィスカジュアル	ビジネスカジュアル
スーツ＋ネクタイ	◎	◎
ジャケパン＋ネクタイ		〇 ※職場やシーンによって▲
ジャケパン＋ネクタイなし	〇～▲	▲
セットアップ＋Tシャツ		▲

2. メンズのビジネスカジュアルで失敗しないためのチェックポイント

ここでは、ビジネスカジュアルの着こなしで失敗しないためのポイントを解説します。

▶スーツを意識したサイズ感

サイズ感は細すぎず太すぎないジャストサイズがおすすめ。

カジュアルになるからといって、だらしない印象を与えてしまうこともあるので、スーツのようなジャストサイズのシルエットをベースにしましょう。

▶ジャケットと襟付きワイシャツできちんと感を演出

ビジネスカジュアルは、ジャケットとシャツなどの襟の付いたトップスを着るだけできちんと感が演出されます。ビジネスの場として、きちんとした服装を心掛けたい方は取り入れてみましょう。

また、職場やシーンによっては、カットソーやTシャツなど襟無しのトップスも着用可能です。

▶アイテム別｜おすすめの色やデザイン

ここでは、アイテム別におすすめの色やデザインを紹介します。

ちなみに、ネクタイに関しては、ポップ過ぎたり派手な柄でなければ基本的にOKです。

ただ、すべてのアイテムは職場やシーンによっては色やデザインにバリエーションを増やせる場合があるので、状況に応じて検討してみてくださいね。

3. メンズのビジネスカジュアルのおすすめコーデ10選！ 好印象に決まる着こなしを徹底解説

ここでは、メンズのビジネスカジュアルのおすすめコーディネートを紹介します。ビジネスシーンに最適でおしゃれな着こなしばかりなので、ぜひ参考にしてくださいね。

◆カーキのジャケットで大人上品なスタイルに

カーキのジャケットにダークネイビーのパンツを合わせた、落ち着いた大人のビジネスカジュアルスタイル。アクセントの効いたシャツで抜け感を出しつつ、ブラウンのローファーとトートバッグで統一感のある上品な印象に仕上げています。

◆ブラックスーツ×グレージュシャツで端正な印象に

サラッとした着心地のジャケット×グレージュシャツでまとめた、季節の変わり目に使いやすい洗練ビジネスカジュアル。シューズやバッグをブラックで統一することで全体が引き締まり、オンシーンでも好印象を与えるスマートな着こなしになります。

◆グレージャケット×細身のネイビーパンツでモダンな雰囲気に

グレーのジャケットとネイビーパンツの組み合わせが、モダンな雰囲気をつくるジャケパンスタイル。ジャケットの柔らかなラペルと自然な肩の丸みが上品さを引き立て、細身パンツのすっきりしたラインが全体をスマートにまとめます。

◆ライトベージュのジャケット×オフホワイトのパンツで爽やかに

ライトベージュのジャケットにオフホワイトのパンツを合わせた、爽やかで抜け感のあるビジネスカジュアルコーデ。柔らかな色づかいが清潔感を引き立てつつ、足元のブラウンローファーで全体を上品に締めることで、軽やかさと大人らしさのバランスが整います。

◆ライトグレーのジャケット×ブラックのスラックスで軽快で上品に

ライトグレーのジャケットにブラックのスラックスを合わせた、軽快で上品なビジネスカジュアルコーデ。足元はローファーと白ソックスで程よい抜け感を演出し、きちんと感の中に柔らかさを取り入れたスタイルです。

◆ブラウンのダブルスーツ×柄ネクタイでクラシックでモダンに

深みのあるブラウンスーツでまとめた、クラシックかつモダンなスタイル。ダブルジャケットの程よい貫禄と同系色の柄タイの奥行きが上品さを引き立て、足元のタッセルローファーで軽快さもプラスされています。

◆ネイビージャケパン×チャコールグレーシャツでブリティッシュテイストに

ネイビー×チャコールグレーの王道配色に、今季らしさが光るブリティッシュテイストのコーデ。ローゴージジャケットが柔らかな印象をつくり、深めの股上×ストレート気味のパンツが絶妙なバランスを演出します。ハイウエスト気味に穿けばスタイルアップも◎

◆ネイビージャケット×グレンチェックパンツで知的な印象に

ネイビージャケットとグレンチェックパンツを合わせた、王道ながらも知的な印象のビジネスカジュアルコーデ。ストライプタイや黒のレザーシューズで全体を引き締めつつ、メッシュ素材のジャケットで快適さもキープするのがおすすめです。

◆シャドーストライプスーツ×ドット柄のネクタイの万能コーデ

艶のあるシャドーストライプスーツが、知的で品のあるビジネスカジュアルスタイルを演出。フォーマル見えしつつも、ドット柄のネクタイで程よく柔らかさをプラスし、オンからセミフォーマルまで幅広く対応できる万能コーデです。

◆ウールのグレースーツ×幾何学模様のネクタイで清潔感と個性が際立つ

ウールの滑らかな艶が特徴のグレースーツを主役に、清潔感と品格を兼ね備えたビジネススタイル。明るいトーンが顔映りも良く見せてくれます。幾何学模様のネクタイを合わせることで、クラシックな装いに洒落感がプラスされさりげなく個性も演出できます。

3. ビジネスカジュアルのアイテムを揃えるならスーツスクエアがおすすめ

ビジネスウェアブランドの4つのブランドが楽しめる「SUIT SQUARE（スーツスクエア）」。

スーツスクエアのお店ではオーダーブランドである『UNIVERSAL LANGUAGE MEASURE’S』を含む、下記の個性の異なる4つのブランドを一度に楽しめます。

▼スーツスクエアのラインナップ早見表

オーダースーツと既製スーツを一つの店舗で見れるため、どちらかでお悩みの方におすすめです。

SUIT SQUAREのオーダーブランド
UNIVERSAL LANGUAGE MEASURE'S とは

価格帯	¥42,900〜（税込）
オーダー方法	パターンオーダー
公式サイト	https://www.uktsc.com/cont/custom-order/

◆豊富なバリエーションとコストパフォーマンス

初心者からオーダースーツ好きまで、コスパよく本格的な一着が作れるブランドです。

4. ビジネスカジュアルに関する疑問解決Q&A

この章では、ビジネスカジュアルに関するこれらのよくある質問をご紹介。ぜひ気になる疑問をチェックしてみてくださいね。

Q1. オフィスカジュアルにおすすめの素材ってある？

なお、ウール素材でも、秋冬シーズンには起毛したフランネル素材は、カジュアルな雰囲気で保温性も高くおすすめです。

Q2. ビジネスカジュアルの許容範囲は？

職場によりますが、ジーンズやパーカーはNGなところが多いです。

ただしきれいめのデニムやオフィスカジュアルの中でも私服よりなドレスコードの職場の場合はOKなことも。

周囲から見て仕事をする上で清潔感があるスタイルか注意しましょう。

Q3. ビジネスカジュアルはスーツはダメですか？

ビジネスカジュアルはビジネスよりもややカジュアルでOKという位置づけです。

スーツの場合は柄入りのシャツを取り入れるなど、ややカジュアル感を取り入れると◎。

面倒ですが、すこしの手間をかけることで、ワイシャツが長持ちしますよ。

Q4. ビジネスカジュアルは夏もジャケットが必要？

夏はクールビズの時期で、ポロシャツやワイシャツ1枚で過ごす方も多いですよね。そんな中、人と会うシーンで活躍するのが「置きジャケット」。オフィスに一着用意しておけば、いざという時も安心です。

5. まとめ

ビジネスカジュアルは、職場の雰囲気に合わせながら清潔感と上品さを整えることが大切です。シャツやジャケット、パンツの組み合わせを工夫するだけで、毎日の通勤がより快適でおしゃれに仕上がります。

シーンのルールを意識しつつ、自分らしいバランスでビジネスカジュアルを楽しんでください。きちんと感を保ちながらも、無理なく続けられる大人の通勤スタイルが完成します。