近年、オフィスカジュアルを導入する企業が増えています。
しかし、「どの程度の服装なら問題ないのか」「何を着ればよいのか」と迷う人も多いのではないでしょうか。

オフィスカジュアルには厳密なルールはありませんが、基本を押さえれば自分らしいコーディネートを楽しむことができます。

この記事では、メンズのオフィスカジュアルの基本やNG例、季節別のコーディネートまで詳しく解説します。アイテムや色の組み合わせなど、ぜひ参考にしてください。

執筆者
The Style Dictionary編集部
ライター 荻原
スーツスクエアで今まで1,000名以上の方々へビジネスウェアの販売を経験したのち、TSD編集部に。メンズ、レディース両方のビジネス、フォーマル、ビジカジスタイル関連についての豊富な知識を持つ。

1. 【基本】メンズオフィスカジュアルの着こなし方

基本を押さえたメンズのオフィスカジュアルの着こなし方を解説します。

1-1. 清潔感・きちんと感を意識する

きちんと感

オフィスカジュアルは「カジュアル」といえど、ビジネスシーンで着用するものです。そのため、清潔感ときちんと感を意識したコーディネートにしましょう。

清潔感を演出するには、シワや汚れがなく、自分の体型にあったサイズを選ぶことが大切です。

また、きちんと感を演出しやすいアイテムには、ジャケット襟つきのトップスなどがあります。Tシャツやカットソーといった襟なしのトップスでも、ジャケットを羽織れば信頼感のある上品な印象にまとまります。

1-2. ベーシックなカラーを選ぶ

ネイビー、グレーコーデ

オフィスカジュアルの色味に迷ったら、ビジネスシーンに馴染むベーシックなカラーがおすすめです。

具体的にはブラックホワイトネイビーグレーなどが挙げられます。さらにカジュアルさを求めるのであれば、ブラウンベージュカーキなどのアースカラーもおすすめです。

1-3. 着用やお手入れがしやすい素材を選ぶ

機能性

オフィスカジュアルは日常的に着用する機会の多い服装です。そのため、着心地がよく、お手入れしやすい素材を選びましょう。

ビジネスシーンでよく着用されるウール素材以外にも、コットン素材ポリエステル素材がおすすめです。

  • コットン素材⋯ハリコシが強く丈夫で、カジュアル感を演出しやすい素材
  • ポリエステル素材⋯ウォッシャブルやストレッチ性があるなど、着心地や機能性に優れている

なお、ウール素材のなかでも起毛生地にあたるフランネル素材は、カジュアルな雰囲気で保温性も高く、秋冬シーズンにぴったりです。

1-4. 職場の雰囲気にあわせる

オフィスカジュアルといっても職場ごとにイメージが異なります。そのため、上司や同僚の服装社内規定などにあわせたコーディネートにすることが大切です。

例えば、「トップスは襟つきのもの」といった指定がある会社もあります。自分で判断できない場合は、上司に尋ねたり社内規定を確認したりして、職場の雰囲気にあわせた着こなしにしましょう。

2. メンズオフィスカジュアルの基本アイテム

メンズのオフィスカジュアルの基本アイテムを紹介します。

2-1. ジャケット

ジャケット

ジャケットはオフィスカジュアルでもきちんと感を演出できるマストアイテムです。

ジャケットを選ぶ際は、肩パットのないアンコンジャケットがおすすめです。

また、ツルツルとした光沢のあるクリアカット素材もフォーマル感が強いため光沢がない生地のジャケットがおすすめです。

カジュアルなジャケットをお探しの方はこちらの「テーラードジャケットで迷ったらこれ!おすすめコーデ&選ぶポイントを徹底解説」も是非チェック!

2-2. トップス

トップス

オフィスカジュアルのトップスには、シャツカットソーニットなどのアイテムがおすすめです。

シンプルなデザインのものであれば、ビジネスシーンに馴染みやすく、着回しもしやすいでしょう。

また、カーディガンやニットベストなどのアイテムも、カジュアルさを演出できておすすめです。

ジャケットに合わせたトップスをお探しの方はこちらの「ジャケットに合うインナーを解説!実践ビジカジコーデから着回し術までご紹介」も是非チェック!

2-3. パンツ

パンツ

パンツはきちんと感とカジュアルさをバランスよく演出できる、クリースライン(パンツの折り目)の入ったスラックスがおすすめです。

スラックスは特に裾の長さがポイントで、オフィスカジュアルには直立したとき靴に裾が乗らないノークッションが向いています。
裾は直立した際、靴に裾が乗らないノークッションがおすすめです。

カジュアルな雰囲気の強いオフィスであれば、チノパンやデニムを取り入れてもよいでしょう。

2-4. シューズ

シューズ

シューズは、先端の丸い革靴ローファーを一足持っておくと、使い勝手がよく便利です。レザー素材以外にも、スエード素材もさまざまなコーディネートにあわせやすく、レザーより柔らかい印象を与えられます。

また、カジュアルな雰囲気の強いオフィスの場合は、スニーカーをあわせたスポーティーなコーディネートもおすすめです。

2-5. バック

バッグ

オフィスカジュアルには、トートバックバックパック(リュック)がよくあいます。

特にトートバッグは、きれいめなコーディネートにあわせやすく、普段使いもしやすいアイテムです。

フォーマルなスーツを着る機会がある方は、ブリーフケースとバックパック(リュック)の2パターンで活用できる2wayバッグが便利でしょう。

3. 【季節別】メンズオフィスカジュアルのコーデ例20選

3-1. 【春夏】爽やかで軽やかなメンズオフィスカジュアルのコーデ例

春夏はホワイトブルーなど、淡く涼しげなカラーを取り入れ、爽やかで軽やかな印象にまとめましょう。汗をかくことが多いため、通気性のよいものや自宅で洗濯できるウォッシャブルタイプなど、機能性に注目することも大切です。

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Tシャツやカットソーにジャケットをあわせたコーデ例です。ベージュグレーなどの淡いカラーを取り入れることで、春らしい軽やかさを演出しながら、ビジネスシーンにも馴染むスタイルになっています。

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肌寒さが感じられる春には、長袖シャツ1枚で決まるコーディネートもおすすめです。襟のあるなしによっても印象が異なるため、演出したい雰囲気にあわせて選んでみてください。

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襟のある半袖シャツは清潔感きちんと感を演出しつつ、暑い夏でも涼しげにまとまります。濃いめのカラーのパンツを履く際は淡いカラーのシャツを選ぶと、印象が重たくなりすぎません。

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襟なしの半袖Tシャツはカジュアル感の強いアイテムのため、合わせる色や着こなしで全体のバランスを取るのがポイントです。濃いめのカラーのパンツをあわせたり、タックインして着用したりすると、夏らしさときちんと感のバランスがとれます。

3-2. 【秋冬】暖かく落ち着いたメンズオフィスカジュアルのコーデ例

秋冬はブラウンカーキボルドーなどの深みのあるカラーを取り入れてみましょう。ジャストサイズのアイテムを選ぶことで、重ね着による着ぶくれを防げます。

また、朝晩や室内外での寒暖差に対応できるよう、カーディガンジャケットなどの羽織りものがあると便利です。

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襟付きのトップスにジャケットをあわせるスタイルは、オフィスカジュアルの定番です。ダークカラーのシャツ濃いめのブラウンのジャケットなど、秋らしいカラーを意識することで、暖かい雰囲気になります。

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襟なしのトップスでもジャケットを羽織れば、ビジネスシーンに馴染むスタイルへと様変わりします。春夏に着用していたジャケットでも、トップスにネイビーボルドーなどの深みのあるカラーを選ぶと、秋らしさを演出できます。

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トップスとジャケットだけで肌寒くなってきたら、インナーダウンが便利です。防寒のためにジャケットの下に忍ばせることはもちろん、ジャケットを脱いだときの室内着にもおすすめです。

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冬のオフィスカジュアルには、機能性アウターキルティングアウターがおすすめです。オンオフ兼用可能なものも多く、自分が演出したい雰囲気にあわせて選ぶとよいでしょう。

3. メンズオフィスカジュアルで避けるべきNG例

メンズのオフィスカジュアルで避けるべきNG例とその対策を解説します。

4-1. 派手な色柄のアイテムを多用する

オフィスカジュアルはあくまでもビジネスシーンで着用するものです。コーディネートのアクセントとして目立つ色柄のアイテムを取り入れることがあっても、多用は避けましょう。

例えば、赤や青などの原色に近いカラー大きめの目立つ柄のアイテムを1つのコーディネートにいくつも取り入れてしまうと、ビジネスシーンでは悪目立ちする可能性があります。

色はベーシックカラーを意識し、春夏は淡いカラーで秋冬は深みのあるカラーなど、カジュアルさを求める場合でも基本的には落ち着いたカラーを選ぶと安心です。柄もののアイテムを取り入れる場合は、細かいチェックストライプなどがおすすめです。

4-2. サイズ感があっていない

ジャケットやトップス、パンツなどすべてのアイテムに共通して、大き過ぎたり小さ過ぎたりするとカジュアルさが強く、ビジネスの場には向きません。

例えば、サイズが大き過ぎるとだらしない印象を与える可能性があり、小さすぎると動きやすさに影響します。

オフィスカジュアルはあくまでもビジネスシーンで着用するものです。大きめのサイズ感がトレンドであっても、ジャストサイズもしくはほどよいゆとりを持ったサイズを選びましょう。

4-3. 露出が多い

春夏は暑さから胸元のボタンを多めに開けたり、ショートパンツやハーフパンツを選びたくなったりするかもしれません。しかし、露出が多いとカジュアルさが強くなるため、ビジネスの場にふさわしくない服装になってしまいます。

冷感や吸汗速乾などの機能性・通気性に優れたアイテムを選ぶと、露出が少なくても春夏の暑い季節を快適に過ごせます。

4. まとめ

オフィスカジュアルは基本を押さえつつ、演出したい雰囲気にあわせてアイテムを選ぶことが大切です。職場によってオフィスカジュアルの基準が異なることから、上司や同僚のコーディネート、社内規定を確認しましょう。

オフィスカジュアルのアイテム選びに迷ったら、今回紹介したコーディネートを参考に、自分らしい着こなしを楽しんでみてください。

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