30代はスーツをどう選ぶ？押さえたいポイントやオーダースーツについてもご紹介！

30代は、20代のフレッシュな立場から、責任ある立場としてリーダーシップやマネジメント力が求められ、会社や事業の中心として活躍していく年代です。

今回は、そんな会社の最前線で活躍する30代の方へ、ビジネスシーン別のおすすめスーツや、30代に似合うスーツの選び方をご紹介します。

部下から憧れられ、上司からは信頼されるような、デキる30代になれるよう、ばっちり相応しいスーツを着こなしましょう！

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1. 30代がスーツを着る際に気を付けたいこと

社内での立場が変わる30代は、20代の頃とはスーツを着る際に気をつけたいポイントが異なります。

30代のスーツの着こなし方や選び方、費用相場について解説します。

サイズ感や身だしなみを整える

スーツを着る際に、サイズが合っていなかったり清潔感がなかったりすると、相手にだらしない印象を与えてしまいます。

見た目の印象は、頼もしさや信頼感などにも影響するため、人の上に立つ方は常に身だしなみを整えておくことが大切です。

▼サイズ感のチェックポイント5つ

	①肩幅のフィット感 肩をひとつまみできる程度
	②バスト・ウエスト周りのフィット感 ボタンを留めて手のひらが入る程度
	③着丈の長さ ヒップが2/3隠れる程度
	④袖の長さ 腕を下ろした状態でジャケットからシャツが1〜1.5cm見える程度
	⑤裾の長さ 靴の甲に裾が少しかかる程度（裾はシングルで仕上げる）

信頼感や説得力を与えられるスーツを選ぶ

30代になり社内での立ち位置が変わると、取引先の地位の高い人と接する機会も増えるでしょう。

フレッシュ感のあるスーツもよいですが、相手に信頼感や説得力を与えるには、30代にふさわしい落ち着いた印象のスーツを選ぶことが大切です。

30代のスーツの相場

30代のビジネスマンのスーツの費用相場は4〜7万円程度であり、20代の費用相場よりも高い傾向にあります。

20代に比べてビジネスの場に出る機会が多い30代は、スーツの生地や品質に費用をかけ、相手により重厚感を与えられるスーツを選ぶことも大切です。

2. 30代はシーンでスーツを使い分ける

30代はさまざまなビジネスシーンに対応していく必要があります。

そこでこの章では、そんな各ビジネスシーンでおすすめのスーツの特徴をご紹介します。

①外回り・出張など、移動が多いアクティブシーン

外回りや出張など、アクティブに働くビジネスシーンが多い方は、

• シワになりにくい形態安定性
• 伸縮素材で動きやすいストレッチ性
• 汗をかいたら自宅で洗濯できるウォッシャブル機能

など、機能性に優れたスーツがおすすめです。

特にストレッチ性や形態安定性は、車の運転、新幹線や飛行機などの長時間の移動の際も、動きやすいです。

また、機能性に優れたスーツは、ウール×ポリエステル素材の生地を使用していることが多い傾向にあります。

アクティブなシーンをはじめ、近年増加中のリモートワークのシーンでも、着心地ときちんと感を両立したい方には特におすすめの生地です。

②商談・プレゼンなど、ここぞという勝負シーン

商談やプレゼンなど、ここぞという時に説得力を求められるビジネスシーンには、

• シックなダークカラースーツ
• ジレが付いたスリーピーススーツ
• 高級感のある風合いのウール100％素材

など、上質な高級感あるスーツがおすすめです。
ここぞという時の勝負スーツとして、1着はあるとよいでしょう。

勝負スーツには、高級感のあるウール100％素材の生地がおすすめです。

また、ダークカラーのスリーピーススーツは、食事会やパーティーなどフォーマルな場面でもおすすめです。

3. 30代にはオーダースーツもおすすめ

30代は職場で重要な役回りが増えてくるため、勝負スーツを一着でも持っていたいものです。

勝負スーツには、自分の体型や要望に合わせて仕立ててもらえるオーダースーツもおすすめです。オーダースーツでは、既製品では選ぶことができない生地やサイズ感など、様々な魅力があるため一度チェックしてみるとよいでしょう。

ここからは、そんなオーダースーツのメリットについて解説します。

体型に合わせたスーツを仕立てられる

既製のスーツは、基本的に標準体型に合わせて作られているため、人によっては自分の体型に合ったスーツを見つけにくい場合もあるでしょう。

オーダースーツは、一人ひとりの体格や体型にフィットするようスーツを仕立てることができます。

自分の身体に合ったスーツを着ることで、スーツをかっこよく着こなせるだけでなく、よりビジネスの場にふさわしい印象を与えることができます。

生地から自分で選ぶことができる

オーダースーツは、スーツの生地を自分で選ぶことができます。

選ぶ生地によって印象が大きく左右されるため、30代にふさわしい適度な光沢や高級感、落ち着きのある生地を選びましょう。

カスタムで自分のこだわりを叶えられる

オーダースーツは、ボタンの色や素材、ボケットの数や位置、袖口のデザインなど、細かい部分まで自分好みにカスタマイズすることができます。

好きな色をアクセントカラーで入れたり、機能性を重視して内ポケットの配置を考えたりなど、自分のこだわりを詰めた特別な一着を仕立てることができます。

4. 30代に似合うスーツのシルエットと色柄

この章では、30代に似合うスーツのシルエットや色柄デザインについてご紹介します。

適度にゆとりのあるシルエットがおすすめ

20代の方は、スリムで細身のスーツが人気ですが、30代の方には適度にゆとりのある、クラシカルなシルエットのスーツがおすすめです。

スーツを選ぶ際は、主に肩幅、着丈、ヒップ、太ももの4点をポイントにチェックしてみましょう。

自分の身体にあったシルエットのスーツを着ているだけで、デキるビジネスマンに見えます。

サイジングの際は、この4点を意識してみましょう。

落ち着いた色柄がおすすめ

フレッシュさよりも落ち着きやスマートさを重視したい30代に、おすすめな色柄を紹介します。

▼ネイビーやグレーがおすすめ

色はネイビーやグレーのベーシックカラーがおすすめ。明るすぎないミディアムかダークカラーのシックな色合いを選びましょう。

堅実で清潔感ある印象を与えられるネイビーは、無地のシャツやネクタイと合わせると定番のビジネススタイルに。いろいろな色と相性が良く、多彩なコーディネートを楽しめるのも特長です。

グレーは大人の渋みや知的さを演出できます。大人な男性の色気を出すならボルドーなど深みのある色、堅実な印象を与えるなら原色系の色と合わせるとよいでしょう。

▼ストライプ柄がおすすめ

柄は、無地のほかに、スタイルをよく見せ、スマートな印象を与えられるストライプ柄もおすすめです。

ストライプ柄には、主に下記の3種類があります。

• シャドーストライプ
•  チョークストライプ
•  ペンシルストライプ
   

シャドーストライプは主張が少なく、遠目では無地に見えますが、光の当たり方で柄が浮き出ます。落ち着いた印象を与えられます。

チョークストライプはチョークで線を引いたようなストライプ柄です。太いラインが明るさや力強さを演出します。

ペンシルストライプは鉛筆で線を引いたようなストライプ柄です。線の細さから、シャープな印象を与えられます。

5. 30代におすすめのカスタムオプション

30代におすすめのオーダースーツのカスタムオプションを紹介します。

ダブルブレスト仕様

ダブルブレスト仕様とは、前ボタンの配列が2列になっていることです。1列のシングルに比べて重厚感があり、フォーマルな印象が強くなります。

現在のダブルブレストスーツ（ダブルスーツ）は、クラシカルな雰囲気を残しつつ、スタイリッシュでスマートなシルエットへと進化しており、洗練された印象を与えることができます。

サイドベンツ

サイドベンツとは、機能性を重視し、両脇の裾に切れ込みを入れて仕立てることです。切れ込みが背中の裾に1本の場合は「センターベント」、切れ込みがない場合は「ノーベント」といいます。

サイドベンツにすることで袖の可動域が広がるため、動きやすさや着脱のしやすさが高まります。
クラシカルなスーツが好きな方やエレガントな印象を与えたい方におすすめです。

タック入りパンツ

タックとは、ウエストから下に向けて、パンツの前側の生地を折り込んで仕立てたヒダのことです。タックが左右に一本ずつ入ったものを「ワンタック」、左右に二本ずつ入ったものを「ツータック」、タックがないものを「ノータック」といいます。

ワンタックやツータックは、クラシカルな印象を与えるだけでなく、腰周りにゆとりが生まれ、機能性も向上します。動きやすさを重視する方や、ラインに余裕のある一着をお探しの方におすすめです。

6. オーダースーツのお店選びのポイント

この章では、自分にあった最高のスーツを仕立てられるオーダースーツ店についてご紹介します。

そもそもオーダースーツには、パターンオーダー、イージーオーダー、フルオーダーの3種類のオーダー方法があり、値段や採寸製法が大きく異なります。

パターンオーダーのしやすいお店がおすすめ

中でも、パターンオーダーはオーダースーツ初心者の方に特におすすめのオーダー方法です。

パターンオーダーは、「ゲージ服」と呼ばれるサンプルのスーツを着用し、ゲージ服からサイズ感を調整するオーダー方法です。

そのため、お店選びの際はゲージの種類が多いお店がおすすめです。

また、体型に合わせた複数のシルエットデザインを展開している場合、より身体や好みにあった一着に出会えます。

おすすめオーダースーツブランド①
UNIVERSAL LANGUAGE MEASURE'S

オーダーの種類	1着の価格	納期
パターンオーダー	42,900円～	約3週間～

豊富なバリエーションとコストパフォーマンス

初心者からオーダースーツ好きまで、コスパよく本格的な一着が作れるブランド。

• SUIT SQUARE（スーツスクエア）
• THE SUIT COMPANY（ザ・スーツカンパニー）
• UNIVERSAL LANGUAGE（ユニバーサルランゲージ）
• UNIVERSAL LANGUAGE MEASURE’S（ユニバーサルランゲージメジャーズ）
• WHITE（ホワイト）

上記の店舗全店に導入されているオーダーブランドです。（WHITEはレディースのみ）

このように、本格的なスーツをコスパよくオーダーできますよ。

そして、本格派の方にとって特に嬉しいのが、通常別料金が発生する場合もある本格オプション6点が無料ということ。その本格オプションがこちら。

また、下の3つのオプションは、合計で通常8,800円のところ、まとめて付けると半額の4,400円に。

見た目や着心地の良さを大きく左右するオプションをこれだけお得に付けられるため、オーダー初心者だけでなく本格派の方やオーダースーツ好きの方でも満足感のある仕上がりが期待できます。

おすすめオーダースーツブランド②
Quality Order SHITATE

オーダーの種類	1着の価格	納期
パターンオーダー	31,900円～	約2週間～

店舗数最多！最短40分でオーダーが完了

Quality Order SHITATE（クオリティー オーダー シタテ）は、洋服の青山で取り扱っているパターンオーダー専門ブランド。1着31,900円から用意しており、リーズナブルに作りたい！という方に特におすすめです。

専任スタイリストがスピーディーながら丁寧な採寸を行い、最短40分でオーダーが完了します。

7. 30代のスーツ選びに関するQ&A

この章では30代のスーツ選びに関する質問にお答えします！

Q1.30代がスーツを購入する時の相場はいくら？

A.どんなビジネスシーンでスーツを着用することが多いかによって、価格帯は異なります。

外回りや出張など移動が多い方は、機能・耐久性重視になりますので3万～5万円ほど。

商談・プレゼンといった勝負シーンが多い方は、上質な高級感ある生地がおすすめなため4万～10万円ほどが相場となります。

Q2.30代が着用するスーツは何色がいい？

A.ネイビーやグレーのベーシックカラーがおすすめです。デザインは無地、またはストライプ柄でスマートな印象に見せましょう。

Q3.30代のスーツはどこで購入する？

A.様々なビジネスシーンに対応できるように、機能性スーツ・高品質スーツ・オーダーなど様々な種類を取り揃えているスーツ専門店で購入することをおすすめします。

SUIT SQUARE（スーツスクエア）では、30代におすすめのスーツを多数取り揃えていまのでぜひチェックしてみてくださいね。
▶スーツ一覧を見る

Q4.30代が着る質がよくコスパの良いスーツのおすすめは？

A.自分の体に合っていることが、コスパのいいスーツ選びのポイント！30代では一度オーダースーツを作ってみるのもおすすめです。

• UNIVERSAL LANGUAGE MEASURE'S
  　（ユニバーサルランゲージ メジャーズ）
  　　→本格的ながらコスパも重視できる
• Quality Order SHITATE
  　（クオリティー オーダー シタテ）
  　　→リーズナブルかつスピーディーに作れる

など、自分のニーズにあったオーダー店舗を選んでみましょう。

Q5.30代の結婚式スーツのおすすめは？

A.ベストを取り入れた着こなしがおすすめです。ベスト付きの「スリーピーススーツ」を用意するほか、ベストだけ用意して手持ちのスーツとあわせてもOK。

ジャケットをふいに脱いだ時のベスト＋パンツのスタイルは、思わず目を引く大人なスタイリングです。

8. まとめ

いかがでしょうか。
最後に、改めて30代にふさわしいスーツのポイントについてまとめます。

身体に合ったスーツを着るという点で、一度オーダースーツで仕立ててみるのもおすすめです。

働く現場に合わせて最適なスーツを選び、様々なシーンで活躍できるスーツスタイルで頑張りましょう！