結婚式用シャツの正しい選び方|NGマナーやよくある質問も徹底解説
結婚式の服装ではシャツにも実はマナーが存在します。
「シャツのマナーなんて全然わからない…」
「普段着ているシャツだとマナー違反なの?…」
なんて不安になりますよね。
そこでこの記事では正しいシャツの選び方から、シーンごとの着こなしまで、このような内容を詳しくご紹介。
正しいシャツをきちんと着こなし、自信をもって結婚式に参列しましょう!
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1. 結婚式用シャツは色・柄・襟型で選ぼう
結婚式のシャツを選ぶ際は、
- 色・柄・襟の形
この3つのポイントを押さえていれば、問題ありません。
なお、色柄は招待される立場によって異なります。
この章では結婚式のシャツで選ぶべきもの、選んではいけないものについて紹介していきます。
①色は白を選ぼう
色は白を選べば間違いないです。
白いシャツは最もフォーマルな色のため、親族や上司の式の場合は白いシャツを選びましょう。
なお、友人や同僚の式の場合、サックスブルーやパステルピンク等の淡い色味でも問題ありません。
▼結婚式でNGな色は?
友人や同僚の場合、淡い色はOKですが、濃い色や明るすぎる色のシャツは相応しくありません。
二次会やパーティー用に、黒いシャツなどもありますが、結婚式、披露宴から参加される場合は避けましょう。
②柄は無地を選ぼう
柄は基本的に無地のものを選びましょう。
また、生地はブロード生地(少し光沢がある素材)を選ぶとフォーマル度が上がります。
なお、シャツと同系色で薄い柄(折り柄)が入っている程度なら問題ありません。
▼結婚式でNGな柄は?
はっきりとしたデザインはカジュアルな印象になるため、フォーマルな場面では相応しくありません。
また、無地でも、
- フランネル生地…ネルシャツ等の起毛感のある生地
- オックスフォード生地…生地が厚く、縫い目の大きい生地
などの生地もフォーマルな場面では相応しくありませんので避けましょう。
③襟はレギュラーカラーを選ぼう
襟はレギュラーカラー(襟の開きが狭い型)を選びましょう。
友人や同僚の式の場合は、
- ワイドカラー…レギュラーカラーより襟幅が広い型
- タブカラー…左右の襟羽に付いた紐を中央で留める型
- ピンホールカラー…襟羽に開けた穴にカラーピンを通す型
などの襟の形でも大丈夫です。
ネクタイの結び目が強調され華やかになります。
▼結婚式でNGな襟の形は?
ボタンダウンシャツはもともとカジュアルシーンで着用されるシャツのため、結婚式では相応しくありません。
ボタンダウンを選んでしまう方は多くいますので、購入前は一度襟の形を確認しましょう。
TSD編集部・都築
ちなみに、フォーマルなシャツに襟が立ったデザインのウィングカラーがあります。
タキシードを着る場合は、ウィングカラーを選びましょう。
まとめ
最もフォーマルなシャツ
①色選び…白
②柄選び…無地
③襟の形…レギュラーカラー
--------------------------------------------
選ぶべきではないシャツ
・濃い色や明るすぎる色
・はっきりとした柄
・ボタンダウン
次に呼ばれた立場ごとのシャツの着こなしについてご紹介します。
2. 招待される立場で選び方を変えよう
結婚式は、招待される立場によって着用できる色やデザインが変わります。
この章では、招待された立場別の着こなしをご紹介します。
親族、上司の式はフォーマルに
親戚の結婚式には、最もフォーマルな白シャツで行きましょう。
また、上司の結婚式にも白シャツが無難です。
注意する点として、襟の形はレギュラーカラーのを選びましょう。
選ぶポイント
色…白
柄…無地
襟…レギュラーカラー
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友人、同僚の式はややカジュアルダウンできる
友人、同僚の場合は、白シャツか、淡い色味のシャツが着用可能です。
なお、色味のバランス的にブラックスーツの場合は白シャツがおすすめです。
折り柄が入った華やかなシャツで着こなしに統一感が出ます。
淡い色味のシャツはダークスーツ(ネイビー、グレー)の場合に選びましょう。
選ぶポイント
色…白、サックスブルー、パステルピンク
柄…無地、折り柄
襟…レギュラーカラー、ワイドカラー、タブカラー、ピンホールカラー
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3. 着ていく前に汚れやシワをチェックしよう
最後に、見落としがちなシャツを着る前に確認するべきポイントを紹介します。
結婚式前日までに、是非チェックしておいてください!
①襟袖の黄ばみ
普段着ているシャツで参列する際は、シャツの襟袖が汚れていないか確認しましょう。
シャツの襟袖は、汗などの皮脂で黄ばみます。
白シャツは特にこの黄ばみが目立ちますので、事前に洗濯やクリーニングをしておきましょう。
②シャツのシワ
シャツは素材上、とてもシワが付きやすいです。
洗濯後は、アイロンがけが必要となります。
また、買ってきたばかりのシャツにも、畳シワがしっかりついています。
着ていく前にはしっかりシワを伸ばしておきましょう。
③インナーの用意
シャツを着用する際はインナー(肌着)の着用をおすすめします。
中でも一番のおすすめは、ベージュのインナー。
シャツから透けにくく、おすすめです。
シャツから透けて目立つインナーや素肌は避けましょう。
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4. 結婚式のシャツのよくある質問
結婚式のシャツの選び方が分かったところで、よくある質問も確認しておきましょう!
結婚式のシャツに関するよくある質問
- 結婚式でのワイシャツのマナーは?
- 結婚式で着るべきシャツの材質は?
- 結婚式で着るシャツの色は?
- 結婚式でシャツのボタンは一番上まで留めるべき?
- 結婚式で半袖のワイシャツはNG?
- 結婚式で黒シャツはNG?
- 結婚式でネイビーのワイシャツは着られる?
- 夏の結婚式でシャツの色は?
- 結婚式でアイボリーはNG?
- 男性用の結婚式のシャツはどんなものが良い?
- 結婚式のシャツでおしゃれなのは?
- 新郎のタキシードにはどんなシャツを合わせるのが良い?
- 結婚式のシャツはストライプ柄でも良い?
- 結婚式のシャツはどんな襟のものを選べばいい?
- 結婚式でグレーのシャツを着ても問題ない?
- 結婚式でボタンダウンシャツを着ても大丈夫?
ぜひ参考にしてみてくださいね。
Q1. 結婚式でのワイシャツのマナーは?
結婚式で着用するワイシャツは、「白・無地・レギュラーカラー」を選ぶと安心です。
ただ、上記を守っていてもカジュアルな生地だとマナー違反になることも。生地はブロード生地(少し光沢のある素材)を選ぶといいですよ。
Q2. 結婚式で着るべきシャツの材質は?
結婚式で着るべきシャツの材質は「ブロード生地」です。
少し光沢がある、ツルッとした生地感のもので、取り入れるとフォーマル度が上がります。
Q3. 結婚式で着るシャツの色は?
結婚式では、白いシャツを着用します。
ちなみに、親族や上司の式の場合はフォーマルな白シャツを選ぶべきですが、友人や同僚の式の場合は、サックスブルーやパステルピンクといったような淡い色味のシャツでも問題ありません◎
Q4. 結婚式でシャツのボタンは一番上まで留めるべき?
結婚式では、シャツのボタンはすべて留めましょう。
フォーマルな着こなしになるのはもちろん、結婚式のスーツスタイルに欠かせないネクタイも、ボタンを留めたほうがきれいに結べるようになります。
Q5. 結婚式で半袖のワイシャツはNG?
結婚式では、半袖のワイシャツはNG。長袖を着用するのがマナーです。
夏でどうしても暑いからジャケットを脱ぎたい…という時は、シャツが長袖で、なおかつジャケットの下にベストを着ていれば問題ありません。
Q6. 結婚式で黒シャツはNG?
結婚式では、基本的に黒いシャツは避けましょう。特に、結婚式、披露宴から参加される場合はNGです。
二次会やパーティーのみ参加する際には、黒いシャツを着ても問題ない場合もありますよ。
Q7. 結婚式でネイビーのワイシャツは着られる?
結婚式ではネイビーのシャツは避けたほうが無難です。
結婚式、披露宴から参加される場合は特に、濃い色や明るすぎる色のシャツはNGですよ。
Q8. 夏の結婚式でシャツの色は?
結婚式では、季節を問わず白いシャツを着用しましょう。
ただし、友人や同僚の式の場合は、淡いサックスブルーのシャツもOK。爽やかさをプラスできます。
Q9. 結婚式でアイボリーはNG?
結婚式のシャツは白を着用するため、アイボリーのシャツは白に近い場合は着られる場合もあります。
黄みの強いアイボリーのシャツの場合は、パステルカラーと考え、友人や同僚の結婚式のみにしましょう。
Q10. 男性用の結婚式のシャツはどんなものが良い?
結婚式の男性用のワイシャツは、「白・無地・レギュラーカラー」を選びましょう。
ただ、上記を守っていてもカジュアルな生地だとマナー違反になることも。生地はブロード生地(少し光沢のある素材)を選ぶといいですよ。
Q11. 結婚式のシャツでおしゃれなのは?
結婚式でおしゃれなシャツを着るなら、淡いパステルカラーのシャツや、生地の織り方で柄が入っているように見える織柄がおすすめです。
ただし、親族や上司の結婚式の場合はNGなので注意しましょう。
Q12. 新郎のタキシードにはどんなシャツを合わせるのが良い?
タキシードには、ウイングカラーシャツを合わせると良いですよ。
襟先だけを折ったデザインは蝶ネクタイとも相性抜群です。
Q13. 結婚式のシャツはストライプ柄でも良い?
結婚式では、ストライプをはじめ柄の入ったシャツはカジュアルに見えるため基本NGです。
織柄のストライプであれば、目立ちにくい場合もありますよ。
Q14. 結婚式のシャツはどんな襟のものを選べばいい?
結婚式では、襟の開きが狭いレギュラーカラーを選びましょう。
友人や同僚の式の場合は、ワイドカラー、タブカラー、ピンホールカラーのシャツも着用できますよ。
Q15. 結婚式でグレーのシャツを着ても問題ない?
結婚式ではグレーのシャツは避けたほうが無難です。
暗い色味のグレーは、相応しくないため、どうしてもグレーのシャツを着たい場合は淡い色合いのグレーのシャツがおすすめですが、友人や後輩の式で着用する程度にしておきましょう。
Q16. 結婚式でボタンダウンシャツを着ても大丈夫?
結婚式には、ボタンダウンシャツは相応しくありません。
元々カジュアルシーンで着用することを想定(ネクタイを外してクールビズなど)しているため、結婚式をはじめとする式典ではNGとされています。
5. まとめ
いかがでしたでしょうか。
ポイントを押さえておけば、まずマナー違反な服装になることはありません。
また、着こなしにおいて、清潔感はとても重要ですので、事前のチェックもしっかりしておきましょう!
最後に改めて、ポイントとシーン別の選ぶべきシャツをまとめましたので、参考してみてください!
特徴 | 親族、上司 | 友人・同僚 | NG |
色 | 白 | 白 サックスブルー パステルピンク |
濃い色 黒 |
柄 | 無地 | 無地 折り柄 |
ストライプ チェック |
襟の形 | レギュラーカラー | ワイドカラー タブカラー ピンホールカラー |
ボタンダウン |
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The Style Dictionary編集部
ライター・編集 都築
アパレル店員を経て、ビジネスファッションに関する知識を広めるべく、The Style Dictionary編集部のライターに。
主にメンズファッション、スーツ、ビジカジスタイルが得意。