冬のメンズオフィスカジュアルは、清潔感や上品さを意識しつつ、しっかりと寒さ対策ができるコーディネートを組むことが重要です。
この記事では、冬のメンズオフィスカジュアルをおしゃれに着こなす3つのポイントを解説します。人気アイテムを使った具体的なコーデ例や、コーデを組む際の注意点についても紹介するので、ぜひ参考にしてください。
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1. 冬のメンズオフィスカジュアルをおしゃれに着こなすポイント
まずは冬のメンズオフィスカジュアルをおしゃれに着こなす3つのポイントについて、それぞれ詳しく解説します。
1-1. 冬らしい色や素材を取り入れる

コーデに冬らしい色や素材を取り入れることで、季節に合った雰囲気を演出できます。
具体的には、ブラックやチャコールグレー、ネイビー、ブラウンなどの落ち着いた色を軸にコーデを組むとよいでしょう。さらにレッドやオレンジなどの暖色系のアイテムをポイント的にプラスすると、暖かみのあるコーデにまとまります。
素材については、保湿性に優れたウールやカシミヤなどがおすすめです。防寒対策につながるだけでなく、上品な印象に仕上がるため、手軽にワンランク上のオフィスカジュアルコーデが完成します。
1-2. 小物を組み合わせる

冬のメンズオフィスカジュアルを着こなすには、小物使いに気をつけることも大切なポイントです。
例えば、ネクタイにウールタイやニットタイを取り入れたり、通勤時にマフラーやグローブを合わせたりすることで、一気に季節感がプラスされます。派手さを意識する必要はありませんが、小物でコーデに差し色やアクセントを加えることで、周囲と差のつく洗練された装いに仕上がります。
小物を使ってさりげなく個性を演出することもできるので、全体のまとまりを考慮しつつ小物選びも楽しみましょう。
1-3. レイヤードを意識する

冬のメンズオフィスカジュアルは、レイヤードを意識することで保温性が高まり、こなれ感を演出できます。
レイヤードとは、複数のアイテムを重ね着することを指します。防寒の面で役立つだけでなく、コーデに奥行きや立体感が出るので、うまく活用すれば手軽にスタイリッシュなオフィスカジュアルコーデが組めるでしょう。
レイヤードによる着ぶくれを防ぐためには、アイテムのサイズ選びに気をつけることも大切です。基本はジャストサイズのアイテムを選び、少しリラクシーに着たい場合は、上に重ねるトップスはワンサイズ上のものを選ぶとよいでしょう。
2. 【人気アイテム別】冬のメンズオフィスカジュアルにおすすめのコーデ25選
冬のメンズオフィスカジュアルのおすすめコーデを、人気アイテム別に紹介します。
2-1. 【ニット】防寒性も見た目も両立したオフィスカジュアルコーデ
ニットは防寒性に優れ、見た目からも暖かい印象を与えられるため、冬のメンズオフィスカジュアルにおすすめのアイテムです。





ブラックやホワイトなどのモノトーンカラーのニットは汎用性が高く、セットアップスーツと組み合わせると上品で清潔感のある装いに仕上がります。
ジャストサイズのきれいめニットであれば、ジャケットを脱いでもビジネスシーンに適したフォーマル感のある印象を与えられます。
色違いのニットを使って、コーディネートの幅を広げてみてもよいかもしれません。




このほか、手軽にこなれ感を演出できるニット生地のジャケットもおすすめです。
ニットはトップスだけでなく、ジャケットやネクタイなど幅広いアイテムに使われています。コーディネートにニット生地を取り入れる際は、トップス以外のアイテムにも注目してみてください。
2-2. 【カーディガン】冬に脱ぎ着しやすい万能メンズオフィスカジュアルコーデ
カーディガンはきれいめからカジュアルまで幅広く使えるアイテムで、着脱しやすく冬場の温度調整の面でも役立ちます。
シャツやTシャツなどさまざまなアイテムと相性がよく、冬のメンズオフィスカジュアルに取り入れたいアイテムのひとつです。





カーディガンとパンツを同系色でまとめ、トップスはシンプルなホワイトを合わせることで、清潔感のある好印象コーデが完成します。
ダークカラーのカーディガンはホワイトのパンツとも相性がよく、カラートップスと組み合わせれば、ほどよく個性を演出できるでしょう。




室内でカーディガンを脱いだときは、肩がけスタイルにするとこなれ感を演出できます。寒さが気になるときにもサッと羽織れて便利なので、ぜひお試しください。
2-3. 【ダウンベスト】軽快に防寒できる冬のメンズオフィスカジュアルコーデ
ダウンベストは薄手生地でありながら防寒性が高く、着ぶくれもしにくいため、レイヤードスタイルにおすすめです。





明るめカラーのシャツにブラックやネイビーのダウンベストをあわせると、コーデが引き締まった印象になり、ビジネスパーソンらしい爽やかさと冬にぴったりな落ち着きのある雰囲気を演出できます。
トップスとダウンベストを同系色でまとめるスタイルも、スマートさが感じられオフィスカジュアルにマッチします。




ダウンベストの上にジャケットを合わせると、一気にフォーマル感がプラスされます。防寒対策にもなるので、外出機会が多い方におすすめのコーデです。
2-4. 【セットアップ】手軽にきちんと見えするメンズオフィスカジュアルコーデ
セットアップアイテムは、一般的なビジネススーツほど堅苦しい印象を与えないのが特徴です。上下セットで着用するため、コーデ選びに悩みにくい点も魅力といえるでしょう。





ダークカラーのセットアップは汎用性が高く、合わせるトップスを選ばないので着回しが効きます。明るい色のトップスを選べばコーデにメリハリが出て、清潔感と親しみやすさを演出できるでしょう。
トップスにダークカラーを選ぶと、より落ち着いた大人の印象を与えられます。




ベージュやライトグレーなどの明るい色のセットアップを選べば、コーディネートが暗い印象になりがちな冬でも、爽やかで軽やかな装いを楽しめるでしょう。
2-5. 【チノパン】上品カジュアルに仕上がる冬のメンズオフィスカジュアルコーデ
シーズン問わずに活躍するチノパンは、冬のオフィスカジュアルでも頼りになります。コーデがワンパターンになりやすい冬場では、色のバリエーションを増やすのに役立つでしょう。





王道カラーであるベージュのチノパンは、ダークカラーのジャケットと組み合わせると、カジュアル感が薄れてコーデが引き締まった印象になります。
チノパンにあわせるトップスは、シャツ以外にもTシャツやニットなど、さまざまなアイテムと組み合わせることができます。




カーキやホワイトなど、ひと味違うカラーのチノパンを選べば、コーディネートの幅が一層広がるでしょう。
3. NG例を避ける!メンズオフィスカジュアルの注意点
冬のメンズオフィスカジュアルにおける3つの注意点を解説します。NG例を避け、スマートな着こなしを目指しましょう。
3-1. 着ぶくれしないサイズ感を選ぶ
冬は防寒のために重ね着する機会が増えますが、重ね着によって着ぶくれすると、ビジネスシーンに沿う清潔感やフォーマルさが損なわれてしまいます。そのため、冬のメンズオフィスカジュアルでは、着ぶくれしにくいジャストサイズのアイテムを選ぶようにしましょう。
ただし、着ぶくれを防ごうとするあまり、薄手生地のものばかりを選ぶと防寒対策の面で不安が出てきます。しっかり防寒しながらスマートなコーデを組むには、保温性の高いインナーや薄手のダウンベストなどを上手に取り入れてみましょう。
3-2. 派手な色柄は避ける
コーデに華やかさや暖かみをプラスしようとするあまり、冬のメンズオフィスカジュアルに派手な色柄アイテムを多用するのは避けましょう。このようなアイテムはカジュアルな印象が強く、ビジネスシーンには向きません。
冬のビジネススタイルはたしかにコーデ全体の色合いが単調化しやすいですが、ネクタイや靴下、マフラーや手袋などで差し色を取り入れれば、フォーマル感を残したままコーデにアクセントを加えられます。
暖色系の色味を追加する場合も、カーキやボルドーなどの落ち着いたトーンのカラーを選べば、華美な印象を与えずにおしゃれなコーデに仕上がるでしょう。
3-3. カジュアルすぎるアイテムは避ける
職場によってオフィスカジュアルの基準は異なりますが、パーカーや厚みのあるダウンジャケットなど、カジュアルすぎるアイテムの使用は避けた方が無難です。
特に社外のクライアントと対面でやり取りをする機会が多い方は、周囲からの信頼を損なわないためにも、アイテム選びにはしっかり配慮しましょう。
また、きれいめアイテムとカジュアルなアイテムが1つのコーデに入り混じっていると、全体の統一感が失われ、コーデのバランスが崩れた印象になってしまいます。
ウール素材のジャケットやチェスターコート、センタープレスの入ったパンツやきれいめなチノパンなどを選べば、品格のあるスタイリッシュなオフィスカジュアルコーデに仕上がるでしょう。
5. まとめ
冬のメンズオフィスカジュアルは、冬らしい色や素材を上手に取り入れ、レイヤードを意識したコーデを組むことで、洗練されたおしゃれな着こなしを楽しめます。
ニットやカーディガン、セットアップなど汎用性の高いアイテムを揃えておけば、着こなしの幅がグッと広がるでしょう。また、小物を使ってコーデにアクセントを取り入れるのもおすすめです。
今回紹介したコーデ例も参考にしながら、ぜひ季節感と品のある冬のメンズオフィスカジュアルコーデを楽しんでください。












