夏が終わり肌寒くなってくると、暖かくてかわいいコートを探したくなってきますよねっ♪ コチラでは、レディースコートの知りたいこと~基礎編~として、「コートの種類」と「コートの特徴」をまとめました。新しいコートを探す前に、コチラを参考にどうぞ!
1. トレンチコート
ネイビーで大人っぽく。オーバーサイズ&ロング丈でこなれた雰囲気に。
第一次世界大戦時にイギリス陸軍で採用されていた、ミリタリーコートがルーツとなっています。
特徴
・ダブルブレスト
・ウエストベルト付き
・ハリ感のあるコットンツイル生地が一般的
・エポーレット(肩賞)、ガンパッチ(胸元のカバー)、チンフラップ(襟元のカバー)など、戦闘服の名残がディテールに残っている
英国を代表するバーバリーとアクアスキュータムがトレンチコートを広めた元祖と言われていて、今でも憧れのブランドのひとつとして親しまれています。
おすすめ着用シーズン
春/秋/冬
おすすめ着用シーン
ビジネス/就職活動・リクルート/カジュアル
トレンチコートをお探しの方はこちら!
関連記事:トレンチコートは春も大活躍!スプリングコートの詳細はこちら「【スプリングコート】レディース春コートの選び方&コーディネート集」をご覧ください。
2. チェスターコート
スリムなパンツと相まって縦長効果抜群◎
可愛いスカートスタイルなのに、どこかキリッと引き締まった感じに。
正式名称は「チェスターフィールドコート」。19世紀に登場し流行。イギリスのチェスターフィールド伯爵がはじめて着たことが由来とされています。元々はドレッシーなコートとして着られていましたが、現在では、ビジネスにもカジュアルにも、あらゆるシーンで着用されています。
特徴
・テーラードジャケットのようなノッチドラペル
・ヒップが隠れるやや長めの丈
・無駄のないスマートな縦長シルエット
マニッシュでかっちりとした印象を与えるから、素材、色、シルエットなどに女性らしいエッセンスを加えるのを忘れずに!
おすすめ着用シーズン
秋/冬
おすすめ着用シーン
ビジネス/冠婚葬祭・フォーマル/カジュアル
3. スタンドカラーコート
これだけ首周りに高さがあれば、マフラーいらず!
前を開けてきた時は、襟を寝かせてもOK!
キリッとハンサムに着こなせるスタンドカラーコート。前開きで着用する場合は、スタンドカラーを寝かせて着用すると、華やかな雰囲気に印象チェンジ◎
特徴
・首に沿ってまっすぐ伸びた立ち襟
・マフラーなしでも首周りの防寒性が高い
・Iラインシルエットが多く縦長効果が得られる
おすすめ着用シーズン
秋/冬
おすすめ着用シーン
ビジネス/就職活動・リクルート/カジュアル
関連記事:スーツに合うレディースコートを知りたい方は「スーツに合うレディースコートはこれ!4つのチェックポイントとおすすめコートをご紹介」をご覧ください。
4. ノーカラーコート
ラウンド型のノーカラー。 タートルニットと相性バツグン◎
Vネック型のノーカラー。 襟に重ならないからファーを巻いてもゴチャッとしません!
柔らかな雰囲気やヌケ感が得られるノーカラーコート。首周りの防寒性は低いものの、それをカバーする利点も多数アリ◎
特徴
・襟がないデザイン(カラーレス)
・ラウンドネックやVネックが主流
・顔周りがスッキリ見える
・ストールやマフラーなどの巻き物アレンジがしやすい
・首元へのメイク移りが気になりにくい
おすすめ着用シーズン
春/秋/冬
おすすめ着用シーン
ビジネス/カジュアル
5. ダッフルコート
コチラはロング丈ですが、ショート丈も人気アリ。
これが「トグル」
元々は北欧の漁師が着ていたコート。第二次世界大戦時にイギリス海軍が採用したことから広まったとされています。
特徴
・トグル(ひも付きの留め木ボタン)が付いた前合わせ
・ボリュームのあるフード
また、ダッフルとは、ベルギーのアントワープ近郊の地名であると共に、起毛した厚地のウール素材のことを差しています。クラシカルな重みも、可愛らしさも併せ持った一着!
おすすめ着用シーズン
秋/冬
おすすめ着用シーン
ビジネス/カジュアル
6. ピーコート
王道のネイビー! 少し長めの丈で子どもっぽさを払拭!
前合わせはどっち? どちらでもOKな本格派仕様。
水平や船員が着用していたコート。厳しい環境を耐え抜く工夫が施されています。
特徴
・厚手で目の詰まったメルトン生地(風を通さず熱を逃がさない)
・左右どちらにも上前が変えられるダブルブレスト(風向きに合わせて留め変える)
・ハンドウォーマーポケット(手を温める)
・大きな襟(襟を立てて遠くの音を聞きやすくする)
・いかりマークの入った大きなフロントボタン(手袋をしたままでも扱いやすい)
日本では「Pコート」と表記される場合がありますが、英語では「pea coat」と表記します。名前の由来は、毛羽立った厚地の生地名“ピー”から名づけた説、イカリの爪“ピー”から名づけた説など、諸説あるそうです。
おすすめ着用シーズン
秋/冬
おすすめ着用シーン
ビジネス/カジュアル
7. キルティングジャケット/アウター/コート
上品なルックスだから、ビジネススタイルにも合う!
軽量で暖かいから、ママのお迎えコートにもオススメ。
ダウンジャケット、キルティングアウター、キルティングジャケット、キルティングコートなど、呼び方がいくつかあります。軽量で、暖かいのにボリュームが抑えられていてスリムに見える点が人気のポイントです。
特徴
・薄手の中綿入りのキルティング加工を施した生地を使用
・軽量
・防寒着なのに見た目がスッキリ
・人気ブランドは、ラベンハム、マッキントッシュ、トラディショナル ウェザーウェアなど
また、ショート~ロング丈、シングル~ダブルブレストなど、デザインの種類が豊富なところも◎
おすすめ着用シーズン
秋/冬
おすすめ着用シーン
ビジネス/カジュアル
8. ダウンジャケット/アウター/コート
ショート丈ダウンなら、アクティブな雰囲気に。
ロングダウンは、ドレッシーな雰囲気だから通勤用にも◎
ダウンアウター、ダウンコートなど、呼び方がいくつかあります。キルティングジャケット同様、デザインの種類が豊富です。スポーティーなデザインが主流でしたが、現在ではビジネススタイルにも合うドレッシーなデザインも多くみられます。
特徴
・羽毛(ダウン)入りのキルティング加工を施した生地を使用
・軽量で暖かい
・極寒地の防寒着や作業着が原形
・人気ブランドは、モンクレール、タトラス、デュベティカ、ヘルノ、ウールリッチ、カナダグースなど
おすすめ着用シーズン
秋/冬
おすすめ着用シーン
ビジネス/カジュアル
関連記事:ダウンジャケットのコーディネート例はこちら「【レディースダウンジャケット】オンオフ兼用OK!上品ダウンの選び方&コーディネート集」をご覧ください。
9. ステンカラーコート
第一ボタンを外して着用できる。
前から見るとフラットな衿デザインが特徴。
ステンカラーコートは、装飾の少ないオーソドックスなデザインが多くみられます。キリッとした印象も感じられるため、お仕事用にも重宝します◎
特徴
・後側が高く、前側が低い襟デザイン
・第一ボタンを掛けても外しても着用できる
別名「バルマカーンコート」「バルカラーコート」「スタンドフォールカラー」とも呼ばれています。実は”ステンカラー”は和製英語。日本以外では通じませんのでご注意を!
おすすめ着用シーズン
春/秋/冬
おすすめ着用シーン
ビジネス/就職活動・リクルート/冠婚葬祭・フォーマル/カジュアル
10. ラップコート
バサッと羽織れるコートを・・・
ベルトでくるくる&まきまき。
たっぷりとしたデザインが多く、リッチな気分になれるラップコート。女っぷりを上げてくれるコートです。
特徴
・巻きつけ式のコート(ラップ=巻く)
・ボタンを使わず、共生地のベルトを巻いて着用
・前合わせは、ダブルブレストのデザインが多い
おすすめ着用シーズン
秋/冬
おすすめ着用シーン
ビジネス/カジュアル
11. まとめ
まだ持っていない種類、お好みのデザインは見つかりましたか? 今後のコート選びの参考にしてみてください。
ビジネスにおすすめTOP5
1位:トレンチコート
2位:スタンドカラーコート
3位:チェスターコート
4位:ステンカラーコート
5位:キルティングジャケット
カジュアルにおすすめTOP5
1位:ダウンジャケット
2位:ピーコート
3位:ダッフルコート
4位:ノーカラーコート
5位:ラップコート
また、「コートの種類」は同じでも「色・柄・素材・サイズ感」との組み合わせ方により、印象がガラッと変化するのも楽しいですね。お気に入りのコートを身に付けて、寒い冬をホットにオシャレに乗りきりましよう!
レディースコートをお探しの方はこちら!
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