カーディガンは、羽織るだけで温度調整ができ、きちんと感も出せる使い勝手のいいアイテムです。しかしオフィスで着用する場合には、「社内の雰囲気に合う色や素材は?」「カジュアルに寄りすぎない組み合わせは?」など、選び方に迷う方も多いでしょう。
カーディガンを選ぶ際のポイントを知っておくことで、落ち着いた印象を保ちながら働きやすい装いに仕上がります。
本記事では、オフィスカジュアルに合うカーディガンの選び方や、季節ごとの着こなし例をご紹介します。ぜひ、職場にふさわしい一枚を選ぶときの参考にしてください。
1. オフィスカジュアルでカーディガンを着てもOK?
オフィスでカーディガンを着用できるかは、業界や職種、その日の予定などによって異なります。
クリエイティブ系やIT系など比較的服装が自由な業界では、快適性や個性を重視する傾向があり、カーディガンも受け入れられやすいでしょう。一方、金融・法律など信頼感が重視される業界では、カーディガンではなくジャケットが適切な場面もあります。
また、来客対応がない日や社内業務に専念する日はカーディガンでも問題ありませんが、急な会議や外部の人の対応に備えてジャケットを持参しておくと安心です。
会社の規定や雰囲気、先輩の服装を参考にし、判断に迷う場合は上司に確認しましょう。
2. オフィスカジュアルに合うカーディガンの選び方
オフィスカジュアルにカーディガンを取り入れる場合は、素材・色・デザインがビジネスシーンに適しているか確認しましょう。ここでは、オフィスにふさわしいカーディガンの選び方をご紹介します。
2-1. カーディガン選びの基本ポイント
オフィスカジュアルには、上品に見える素材を選ぶのがおすすめです。ウールやコットンなどの細かな編み目のハイゲージニットなら、滑らかな質感でビジネスシーンにも馴染みます。
男女ともに、基本は落ち着いた印象のベーシックカラーを選びましょう。ネイビーやグレー、ブラックなどはあらゆるインナーやボトムスに合わせやすく、幅広いコーディネートで活躍します。
ほかにも、メンズはボルドーやブルーなどの濃いめの色、レディースはパステルカラーのような明るめの色を取り入れ、着こなしのバリエーションを増やすのもおすすめです。
デザインは、シンプルなものがオフィスには向いています。Vネックやクルーネック、ボタンレスなど、装飾の少ないものが理想です。サイズはジャストサイズか程よくゆとりのあるシルエット、丈は長すぎないスタンダードな丈感を選びましょう。
2-2. 季節に合わせた素材とデザインの選び方
素材選びを工夫すると、快適さと季節感のある装いを両立できます。まずは季節ごとに適した素材を確認しましょう。
- 春:綿混、麻混などの軽やかで通気性のよい素材
- 夏:リネン、コットンなどの涼しさを重視した素材
- 秋:アクリル、ウールなど、適度な保温性を備えた素材
- 冬:ウール100%やカシミヤなど、防寒性の高い素材
春夏は明るめのカラーや軽快なシルエットなど、清涼感のあるデザインが適しています。一方、秋冬は深みのあるカラーや暖かい素材のカーディガンがおすすめです。
2-3. オフィスで避けた方がよいカーディガンの特徴
オフィスカジュアルでカーディガンを選ぶときは、カジュアルすぎる印象を与える素材は控えましょう。
モヘアやボアなどの毛足が長い素材や、ローゲージニットのように編み目の粗いものはビジネスの場には向いていません。ビビッドカラーや蛍光色といった明るすぎるカラーも、オフィスで浮いてしまいます。
また、大きな柄や装飾が多すぎるものは、目立ちすぎたり、だらしない印象を与えたりします。
シンプルなデザインを心がけ、オーバーサイズは避けるのがおすすめです。
3. 【メンズ】清潔感と信頼感を両立するカーディガンコーデ
カーディガンを使ったメンズのオフィスカジュアルコーデをご紹介します。スマートな着こなしを意識し、季節やシーンに合わせて信頼感のあるスタイルをつくりましょう。
3-1. ジャケット見えカーデでスマートに
ジャケット風デザインのカーディガンは、きちんと感を保ちながらも快適性を実現できます。来客対応が必要な日にもおすすめのアイテムです。

ダークトーンのジャケット風カーディガンは、信頼感のある印象を与えます。フォーマルな場面でも対応でき、会議や商談の日にも活躍するアイテムです。落ち着いた色味が、大人の余裕を感じさせる装いに仕上げてくれます。

ブラウンのカーディガンジャケットが主役の、柔らかさときちんと感が両立したスタイルです。ほどよいラフ感のあるニットジャケットは、きれいめにもカジュアルにも幅広く活躍します。
3-2. 春夏はさらっと羽織って清潔感をキープ
春夏シーズンは、薄手のカーディガンを活用することで、軽やかで清潔感のある印象を演出できます。冷房対策としても役立つアイテムです。

ホワイトシャツに淡いトーンのカーディガンを重ねると、春夏のオフィスで取り入れやすい重ね着コーデに。やさしい色味で品よくまとまり、シャツのきちんと感をほどよく和らげてくれます。気温差のある日にも対応できる、実用性と上品さを兼ね備えた組み合わせです。

爽やかなブルーのリネンシャツに、カーディガンを肩掛けした軽やかなスタイルです。ブラックのパンツと革靴で引き締めることで、リラックス感のあるリネン素材もきちんと感のある雰囲気になります。季節感を出しつつ、通勤にも適したオフィスカジュアルコーデです。
3-3. 秋冬はウールやニット素材で暖かみをプラス
秋冬は暖かみある素材を取り入れるだけで、見た目にも季節らしさのあるコーデになります。オフィスカジュアルにも取り入れやすい、秋冬のカーディガンコーデをご紹介します。

セットアップに鮮やかなブルーのニットを肩掛けするだけで、ぐっと洗練された印象に。モノトーンコーデの差し色としても優秀で、顔周りを明るく見せてくれます。こちらのコーディネートではセーターを着用していますが、カーディガンを合わせるのもおすすめです。
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4.【レディース】上品に見せるカーディガンコーデ
カーディガンを取り入れたレディースのオフィスカジュアルコーデをご紹介します。毎日の通勤にも取り入れやすい、上品なカーディガンコーデのポイントを押さえていきましょう。
4-1. 来客対応にはジャケット見えカーディガンできちんと感を
来客対応が必要な日には、ジャケット風のカーディガンを選ぶことで、きちんとした印象を演出できます。動きやすく快適性も保ちながら、フォーマルな場面にも対応可能です。

ブラックにホワイトのパイピング、ゴールドボタンが映えるきれいめニットジャケットを使ったコーデです。シンプルながらも、バイカラーがほどよいアクセントになっています。ジャケットほど堅すぎず、カーディガンよりきちんと見せたいという日におすすめです。

ベージュにブラウンのパイピングが映えるカーディガンを合わせた、ワントーンコーデです。肩掛けすることでメリハリが生まれ、ジャケットがなくてもビジネスシーンに適した装いになります。
4-2. 春夏は薄手カーディガンで爽やかに温度調節
春夏シーズンは、薄手のカーディガンを活用して快適に過ごしましょう。カーディガンは冷房対策としても重宝します。

ホワイトのカーディガンを肩掛けしたコーディネートです。ブルーとホワイトの組み合わせが春夏らしさを演出し、柔らかな雰囲気を作り出します。

透け感のあるシアーカーディガンが、涼しげで上品な印象を与えるコーディネートです。暑い夏でも快適に着用でき、軽やかな素材が季節感を演出してくれます。
4-3 秋冬はカーディガンでおしゃれに防寒
秋冬シーズンは、カーディガンを防寒アイテムとして活用しましょう。ビジネスシーンに適したデザイン性のあるカーディガンを選ぶことで、おしゃれと暖かさを両立できます。

ツイード調のカーディガンは、秋冬らしい温かみのある印象を与えます。落ち着いた雰囲気があり、ビジネスシーンにも合うコーディネートです。

短め丈のカーディガンは、スタイルアップ効果が期待できます。腰高に見え、すっきりとしたシルエットに。ボトムスとのバランスがよく、洗練された印象です。
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5. カーディガンの着こなしに関するQ&A
ここでは、オフィスカジュアルでのカーディガン着用に関して、よくある質問にお答えします。
Q1. カーディガンの下には何を着ればいい?
カーディガンのインナー選びは、コーディネート全体の印象にも影響します。季節や職場の雰囲気に合わせて選びましょう。
メンズのカーディガンのインナーは、シンプルなTシャツもしくはシャツがおすすめです。柄物や装飾が華やかすぎるものは避け、無地や控えめなデザインを選ぶことで、ビジネスシーンにふさわしい印象を保てます。秋冬には、上品な印象を与えてくれるタートルネックもおすすめです。
レディースのカーディガンのインナーはブラウスやシャツ、タートルネックなどを選びましょう。これらのインナーは、きちんと感を演出しながらも、カーディガンとも好相性です。色の組み合わせを工夫することで、さまざまなスタイリングを楽しめます。
Q2. 就活のときにカーディガンを着てもいい?
就活におけるカーディガン着用は、慎重に判断する必要があります。面接の種類や業界によって、適切な服装が異なるためです。
就活ではジャケット着用が基本マナーとされています。特に面接の場でカーディガンを着用すると、「TPOに合わせた服装選びができていない」と受け取られ、マイナスの印象につながる可能性があります。
なかでも、身だしなみに厳しいホテルや飲食業界、金融業界などでは、よりフォーマルな装いが求められるため、カーディガンの着用は避けたほうがよいでしょう。
温度調節が必要な場合は、アウターやインナーで調整するのがおすすめです。
一方、私服面接やカジュアル面談であれば、カーディガンの着用が認められる場合もあります。その際は、清潔感や信頼感を与えられるような色とデザインを選び、ビジネスシーンにふさわしい装いを心がけましょう。
6. まとめ
オフィスカジュアルにカーディガンを取り入れる場合は、素材・色・デザインの3点を意識することで、ビジネスシーンに適した落ち着いた印象になります。
ウールやコットンなどのハイゲージ仕上げやネイビーやグレーといったベーシックカラー、過度な装飾のないシンプルなデザインを選ぶと、幅広いコーディネートで活躍します。
一方、モヘアやボアなど厚みのある素材や鮮やかな色柄、極端に大きいサイズ感は、だらしない印象を与えるためビジネスシーンでは避けましょう。
これらのポイントを意識してカーディガンを選ぶと、季節の変化に対応しながら、品のあるオフィスカジュアルが完成します。ぜひ職場の雰囲気に合わせて、自分に合う一枚を選んでみてください。












