A Guide to BRITISH STYLE Vol.1
スーツスクエアスタッフが今、
ブリティッシュスタイルに
夢中な理由
ビスポークテーラー
平野史也さんに監修を依頼し、
本格ブリティッシュスタイルを
フィーチャーしたシリーズから今季、
初のジャケット&パンツが登場。
スーツスクエアスタッフの間では
「こういうのが欲しかった!」という声が
続々と上がっています。
果たして、彼らの心を惹きつけた
ポイントとは?
一格上の気品が魅力。
ブリティッシュジャケット&
トラウザーズ
一格上の気品が魅力。
ブリティッシュジャケット&
トラウザーズ
一見ベーシックなネイビージャケット&グレートラウザーズですが、既存作とは明らかに違う個性を備えています。ひとことでいうなら、英国らしい品格あふれる佇まいが特徴。これまで数多のジャケットに触れてきたスーツスクエアスタッフも、次のように評します。
「スーツスクエアでこれまで展開してきたジャケットは、シャープで軽やかなイタリアンスタイルがベース。それだけに、正統派のエレガンスが漂うブリティッシュスタイルは新鮮ですね。端整な肩周り、低めのゴージライン、ハリのある生地使い……クラシックテーラリング好きに刺さるポイントが満載です」
「パンツについては、適度なゆとりのあるシルエットが英国的ですね。股上も深めで、クラシックでありつつ今の気分でもある。少し前まではスリムパンツ一辺倒だったお客様のニーズも近頃は変わってきて、"もう少しワイドめなものはないですか?"とお問い合わせいただくことも増えていたんです。そんなお客様たちからも好評をいただけそう」

1
自然な構築美を宿した
ショルダーラインが品格を演出
軽さ・柔らかさに重点を置くイタリアンスタイルと大きく違うのが肩周り。ブリティッシュスタイルでは、端正な構築美を意識して仕立てるのが特徴です。とはいえ本作は、モダンなアップデートも採用。あえて肩パッドは使わず、芯地使いで自然な構築感を演出しています。

2
パッチ&フラップの
ポケットデザインも特徴的
ジャケットの腰ポケットには大別して、ややドレッシーな切りポケットとスポーティなパッチポケットがあります。本作は後者を採用しつつ、ポケット口にフラップをつけているのが特徴。英・米のトラディショナルなジャケットにしばしば見られるディテールです。

3
インプリーツ仕様の パンツも
英国の定番
パンツはクラシックなプリーツ入り。英国では、ヒダが内側に向いたインプリーツ仕様がスタンダードです。その特徴は、プリーツのラインが上に向かってカーブすること。これによって、優美な印象の佇まいになります。裾を細く絞りすぎないのもクラシックな英国流。
サヴィル・ロウ仕込みの
気鋭テーラー、
平野史也さんが監修

サヴィル・ロウ仕込みの
気鋭テーラー、
平野史也さんが監修
監修を手がけたのは、今最も注目を集めるビスポークテーラーのひとり・平野史也さん。2012年に渡英し、英国スーツの聖地サヴィル・ロウでカッターとして働いたのち独立。2020年から日本に拠点を移し活躍しています。伝統のブリティッシュスタイルをベースにしつつ、日本人の体型にも合わせた独自の仕立てを確立。クラシックファンだけでなく、普段デザイナーズブランドを着るような方々からも人気を博しています。
「今回のジャケットは、先んじで展開していたスーツをベースにアレンジしました。ゴージの位置を下げ、角度もより下に向けています。カジュアルな着こなしにも使いやすいよう、腰周りに少し余裕をもたせてボックスシルエットぎみにデザインしているのも特徴ですね。クラシックな英国スタイルを少しだけマイルドにして、今どきの装いに馴染ませるよう意識しました。パンツはあえてグレーのトーン違いで製作。どちらもベーシックで、幅広い着こなしを楽しんでいただけます」
スーツスクエアスタッフが実践
「今季、私はこう着たい!」

ヘッドマネージャー
遠藤健吾

シニアマネージャー
滝 健太
一着で装いが決まる
"ブリティッシュコート"にも注目

Coat ¥72,490 inc. tax
一着で装いが決まる
"ブリティッシュコート"にも注目
平野史也さんが監修したコートも展開。ジャケットと同様に正統派ブリティッシュをベースにしつつ、モダンさも取り入れた仕立てです。スーツやジャケットと合わせれば、ビジネススタイルの格上げに大きく貢献。さらにジーンズやニットとコーディネートしてカジュアル使いしても絵になります。色バリエーションは、写真のベージュとグレーの2色。どちらもトレンドを超えて、長くご愛用いただけるアイテムです。

1 リッチな艶を放つカシミア混
ウールにカシミアをブレンドした上質な生地を採用。毛並みが美しいビーバータッチに仕上げることで、クラス感あふれる光沢を引き出しています。見た目どおり肌触りもしなやかで、贅沢な着心地に貢献。

2
高いウエスト位置で
スタイルアップ
英国の伝統にのっとり、ウエストの絞り位置を高めに設定。これにより、スラリとしたプロポーションが際立ちます。自分では見えませんが、コートスタイルは後ろ姿も重要。スタイリッシュな着姿が冬の街に映えます。
シーンを問わず活用できる
汎用性も魅力
タイドアップの品格が
いっそう際立ちます

クラシックなブリティッシュテイストを堪能するなら、ネイビージャケットにタイドアップでオーセンティックに。ネクタイもネイビーで揃え、控えめにスタイリングするのがおすすめです。コートのグレーが濃すぎないため、キリッと決まりつつ軽やかさも演出。足元はあえてタッセルローファーを合わせ、さりげないヒネリも取り入れて。
全身を淡色で揃えるのが
洒脱にまとめるコツ

格調高いイメージのベージュコートですが、実はカジュアルダウンも簡単。持ち前の柔和な雰囲気が効いて、軽やかな着こなしを築けます。スタイリングのポイントは、合わせるアイテムを淡い色で揃えること。これにより、上品かつ洒脱な印象にまとまります。足元もスウェードシューズを合わせて、軽快感を大切に。