Vol.3 きちんとケアして綺麗に保とう!

【カシミヤニット】きちんとお手入れして綺麗に保とう!

カシミヤについて深掘りしていきます。

今回のテーマは、『カシミヤニットのお手入れ方法』です。それでは、どうぞ!!

{アウトライン}

1. お手入れ方法 ~デイリー編~

  • ケア用ブラシ

    ケア用ブラシ

  • 必ず畳んで保管

    ハンガーに吊るすのはNG! 必ず畳んで保管しましょう。

  • {商品1}

デリケートなカシミヤニットは、着用したその後の、日々のお手入れが重要です。簡単なケアをコツコツ続ければ、長く着られて、ニットに愛着が湧くはず!

ピリング(毛玉)ケア
着用しているうちにピリング(毛玉)が発生してしまうというのは、カシミヤの特徴でもあります。手で取り払うか、ピリング部分の繊維をハサミで切り取るなど、丁寧に取り除きましょう。

水分をとる
カシミヤは撥水性が弱い性質です。水分が付着したまま放置すると、シミになる場合があります。そのため、水分が付いた場合はなるべく早くふき取って、乾燥させましょう。

ブラッシングする
着用後は、毛並みに沿ってブラッシングすることをおすすめします。汚れやホコリの除去を行い、毛並を整える働きがあります。可能であれば天然毛(豚毛や馬毛など)のブラシを使用しましょう。合成繊維ブラシの場合、静電気が発生しやすく、逆にホコリを集めてしまう可能性があるからです。

連続着用を避ける
お気に入りのニットでも毎日着るのはNGです。連続着用が、型崩れや生地摩耗の原因となってしまいます。ニットだけではなく、スーツやネクタイも同様に「一日着用したら、一日以上休ませる」が鉄則。これが、お気に入りの服を長持ちさせる秘訣です。

2. お手入れ方法 ~お洗濯編~

「お手入れ方法 ~デイリー編~」にある通り、カシミヤは水分に弱いため、出来る限りクリーニングは控えることをおすすめします。クリーニングを繰り返すことで、独特のヌメリや風合いが損なわれる恐れがあるからです。

しかし、汚れてしまい洗濯が必要な場合もあると思います。基本的には、信頼できるクリーニング店へご相談いただき、ドライクリーニングすることをおすすめします。

やむを得ず…ご家庭でお洗濯をする際には…以下の方法で「手洗い洗濯」をお試し下さい。ただし、あくまで自己責任でお願いします。m(_ _)m

押し洗い

40℃以下の温水を用意する
水温が高いと汚れは落ちやすくなりますが、縮みの原因となります。水桶やバケツ、洗面台、浴槽などにたっぷりの水を用意して洗いましょう。

洗剤を用意する
ウール用やドライ用などの専用洗剤を用意しましょう。

優しく押し洗いする
余分な毛羽立ちを抑えるため裏返して、キレイに畳んで準備します。水の中で優しく押し洗いしましょう。汚れのひどい部分は、指で軽くもみ洗いしてください。また、長時間水に浸すことで縮みや毛羽立ちの原因となるため、短時間で洗い終えましょう。

すすぎ洗いをする
洗剤の泡がなくなるまで、2~3回程度すすぎ洗いをします。押し洗いをした時の様に、たっぷりの水を使用するのがコツです。

脱水をする
形を整えた状態でバスタオルに挟んで水分を取ります。また、洗濯機の脱水を利用する場合は、キレイに畳んで洗濯ネットに入れてから短時間(10~20秒程度)脱水します。

平干しで乾燥させる
濡れたままハンガーに吊るすと、水分の重みで伸びて型崩れの原因となってしまいます。そのため、平らな状態に寝かせて干すのがベストです。日陰で自然乾燥させましょう。乾燥機は、縮みや変色の原因となってしまうため、絶対に使用しないでください。

関連記事:スーツのお手入れ方法について詳しく知りたい方はこちら「【オーダースーツのお手入れ】自分だけのオリジナルスーツのメンテナンス方法」をご覧ください。

3. 保管方法

次のシーズンも綺麗な状態で着られるように、保管する際に気を付けることをまとめました。

清潔な状態にする
収納前にホコリや汚れをしっかり落とし、保管することが大切です。ホコリや汚れが付着していると、生地の劣化や、虫食いの原因になってしまいます。

よく乾燥させる
湿気はカビ発生の原因になります。保管する前に、風通しの良い所で陰干しし、余分な湿気を取り除きましょう。また、クリーニング返却時のビニール袋や包装は必ず外してください。袋の内部に湿気が溜まり、カビ発生の原因となるためです。

防虫剤と共に保管する
虫食いを防ぐため、防虫剤と共に保管してください。保管する衣類よりも上部に防虫剤を置くようにしましょう。これは、防虫剤の成分は空気より重く、上から下へ防虫効果が広がるためです。

平置きで保管する
カシミヤに限らずニット製品全般に当てはまりますが、ハンガーにかけると伸びの原因になります。左右均等にできるだけ折りたたむ部分を少なくたたむようにし、平置きにして保管することをおすすめします。

4. まとめ

繊細なカシミヤ製品は、日々のお手入れ、お洗濯、保管の全てにおいて、丁寧なケアが重要!

お気に入りのニットをぜひとも長く愛用するなら、お手入れも欠かさずに愛情を注ぎましょう!

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